大好きな「嫉妬よけ」の呪文!

こんにちは!大嶋信頼先生開発「心に聞く」&「FAP療法トラウマ治療」専門の心理カウンセラー原口実紅です。

 

最近よく思い出す歌があって、それがQueenの「Let Me Live」という曲なんです。


Queen - Let Me Live

嫉妬の苦しみって想像を絶するところがあると思っています。

みんなが自分のかけらをむしり取って行く。

しかもこの歌は、それを「どうぞ取って行ってください!」と表現しているのが、とても切ないんですよね。

他人に対して、愛を与えようとすればするほど、友として親切であろうとすればするほど、自分の心のかけらを人々は好き勝手に弄んで、バラバラに壊します。

 

なんとかならないの?

嫉妬は普遍的なもので、いつの世も才能ある人は動物的な嫉妬の対象となり、苦しんでいたのでしょう。

フレディは確かに天才だったけど、こんな苦しみを背負わなきゃいけないの?と思うと才能を発揮するのが怖くなりますよね。

才能ある人は、みんなこの苦しみを背負わなきゃいけないんでしょうか。

 

あるクライアントさんに、治療を受けてその才能を発揮できるかも!となると、途端に周囲からの猛烈な嫉妬を受けて動けなくなる!という現象が、繰り返し起こります。

自己主張とか、自己肯定感とかで治療をしていくと「いいかも!」とか「動けるかも!」となるのですが、その直後には嫉妬が噴出してきて、動きが封じられてしまうのです。

 

嫉妬よけの呪文…!

こんな時は、心に「どうすればいいのよ?」と問いかけてみます。

そうすると心はこんなことを教えてくれるのです。

「嫉妬の重さで潰され動けなくなっている。けれど、嫉妬の下にいるのは自分ではないから。動けなくなった時は、『本当の私は、私しか知らない!』と唱えて!」

本当の自分は、自分しか知りようがないから、嫉妬されようがない、と心は言います。

そして、実はみんなが嫉妬しているのはあなたじゃなくて、みんなが作り出した虚像なんだよ、本当のあなたは安全なところにいるんだよ、と。

 

これを聞いたときに「え〜その言葉すごくいい!」と感じたんです。

今はちょっと苦しくなると「本当の私は、私しか知らない」と唱えるようにしてみました。

すると、不思議な安心感が胸の中で広がっていくのを感じることができたんです。

 

嫉妬をされているのは誰?

実は、嫉妬している相手は、実際のあなたのことをちっとも理解していません。

あなたが普段、どれだけ苦労しているか。

どれだけのものを犠牲にして、その嫉妬された何かを手に入れたのか。

あなたの本当の能力がどんなものか。

普段、本当は何を感じているのか。

な〜んてこれっぽっちも想像していません。

ただ、あなたを見て、脳が勝手に「ずるい!」と発作を起こしているだけ。

ふてぶてしくて調子に乗っているとか、いい暮らしをしてる様子だなとか、毎日楽しくて仕方ないだろうとか、身勝手な妄想で嫉妬の発作を誘発しています。

 

白雪姫と鏡の女王、という映画があります。

そこには、年頃に育った白雪姫に対する女王のこんなセリフがあります。

「あなたを見ているとなんとなくムカつく!何でかしら、その丸まった肩かしら?その髪か、その声か?うーん…。わかった!髪だわ!あなたの髪が嫌いなのよ!」(原文:And yet... there is something about you that's so incredibly... irritating. I don't know what it is. The slumped shoulders, the hair, that voice. Mmm. I know what it is! I think it is the hair. I hate your hair.)

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無茶苦茶ですよね。これ以前も、これ以降も、白雪姫の髪がどうのこうのなんて話は一つも出てきません。

そこに真実は、何一つないのです。

 

嫉妬の攻撃を受けると、「なんでそんなことするの?」とか、「本当の私をわかって欲しい!」とか、「私を誤解している!」とか、「撤回させなければ!」とか、色々な気分になります。

これって根本は一つで「相手に受け入れられたい!」なんです。一体感への乾き。

その気持ちがあると、嫉妬の発作を流せずに真に受けちゃって、本来の自分じゃなくなっちゃう。どんどん「わかって欲しい〜!」と「絶対に理解しないぞ!」という対立が深まっていき、動けなくなってしまうんです。

 

笑ってても嫉妬されるし、泣いていても嫉妬されるのであれば、自分が嫉妬に怯えて行動を制限するなんて、馬鹿馬鹿しい話です。

ましてや、嫉妬をやめさせることなんてできません。 

動けない!と思ったら「本当の私は、私しか知らない!」と唱えてみてください。

 

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