自己肯定感をあげよう!〜具体的には何をすれば良い?

こんにちは!大嶋信頼先生開発「心に聞く」&「FAP療法トラウマ治療」専門の心理カウンセラー原口実紅です。

 

昨日からの続きです!)

嫉妬の文脈から、改めて現れ出てきたのが「自己肯定感」という話をしました。

 

自己肯定感って優劣の錯覚のことなの?

そこで、こんな興味深いニュースを見つけました。

「自分は平均より優れている」という思い込みを、心理学では「優劣の錯覚」と呼びます。誰もが持っているこの錯覚を、押さえ込んでしまうと抑うつ状態になる、という研究結果です。(元の記事が404になっているので転載します)

「自分は優秀」錯覚の仕組み解明=抑うつ症状の診断に期待―放医研など

 心理学では、人には「自分は平均より優れている」という思い込み(優越の錯覚)があることが知られているが、この錯覚が脳内の異なる部位の連携の強弱や、神経伝達物質に影響されることが25日までに、放射線医学総合研究所などの研究で分かった。抑うつ状態ではこの錯覚が弱いことも知られており、成果は抑うつ症状の診断などへの応用が期待できるという。論文は近く、米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
 放医研分子イメージング研究センターの山田真希子主任研究員らは、男性被験者24人に対し、「正直」「怒りっぽい」「温厚」などの単語を示し、自分が平均と比べてどうかを評価させる実験を実施。多くの人が平均より2割程度「優れている」と自己評価していた。
 その上で、機能的磁気共鳴画像診断装置(fMRI)と陽電子放射断層撮影(PET)を使い、脳内の局部的な働きと神経伝達物質が「錯覚」に与える影響を調べた。
 その結果、脳の深部(大脳基底核)にある線条体という部位で、神経伝達物質のドーパミンが多いと、線条体と、認知をつかさどる前頭葉の「前部帯状回」と呼ばれる部位の連携が低下。両部位の連携が弱いほど、「錯覚」の程度が強いことが分かった。 
 山田研究員は「人には元来、自分は優れているという意識があるが、前頭葉で制御し過ぎると抑うつにつながるのかもしれない。仕組みの解明は、症状を客観的に評価し、特定することにつながる」と話している。
<時事通信 より>

 

脳の深部(大脳基底核の線条体)と前頭葉(前部帯状回)の連携が弱ければ弱いほど、優劣の錯覚が起きやすくなるという話。だからうつ病の手術では前頭葉帯状回を切除してたんだ。

2者の連携が強い脳を持っている人は、優劣の錯覚が起きにくく「お前なんて素晴らしいはずないだろ!調子にのるな!」という電気攻撃を間に受けてしまう。

優劣の錯覚を持っている人は、そんな攻撃を受けても「私は素晴らしいからな~」となんの根拠もなく自信を持つことが出来ているから、それを相手にしないで済むのかも。

しかし「錯覚」なんて起こしちゃって大丈夫なのか?という気もしなくもない。

 

自己肯定感をあげるために何ができるのか

そもそも優劣の錯覚は「錯覚」なわけで、そもそも錯覚しないと自信満々に生きていけないってどうよ?と思います。しかし、確かに人生ってとっても大変、生きるのって確かに辛いことも多い、だからお酒や嗜好品があるように、この「優劣の錯覚」も一種の嗜好品のようなものなのかもしれないですね。

しかし、それじゃあその嗜好品の恩恵を享受できない人たちは、生きるのが辛すぎて死ぬしかないのか?と思うと、そういうわけじゃなさそう、というのが私の心の言っていることなんです。ちゃんとできることはあるよ、と心は言います。

 

優劣の錯覚=自己肯定感なわけじゃない

本当に求めるものは優劣の錯覚じゃなくて、やっぱり自己肯定感。考えていくと、この二つはちょっと違うんですね。

優劣の錯覚は脳の連携が弱けれが弱いほど高まる、前人間的なもので、嫉妬の発作がある世界を生き抜くための動物的なもの。

ちなみに、抑うつを引き起こす状態はこの優劣の錯覚の「逆バージョン」で、やっぱり錯覚なんです。「どうしたって、他人の方が自分より優れてると自動的に思ってしまう!」という錯覚ですね。強いていうなら、動物〜人間の状態(新しい脳と古い脳の連携は強くなっているが、うまくいっていない状態)なのかもしれません。

確かに、逆バージョンよりは、普通の優劣の錯覚の方が、抑うつを引き起こさない分いいのかもしれませんが、でもどちらも錯覚で、目指すべきものじゃない気がします。

一方、真の自己肯定感は、脳の連携をきちんと保ちながら、事実を事実とありのままに受け止めることで生まれるもの。新しい脳が古い脳と美しく協働している、超人間の状態なのかも、と思うとすごく面白い!

この自己肯定感を高めるには、脳のネットワークでめちゃくちゃにされちゃうセルフイメージではなく、混じり気のない自己(優劣のジャッジメントを超えた価値を持つ自己)を曇りなき眼で見定めることだと、私の心は言います。

そうしたときに、錯覚が剥がれ落ち、自然と腑に落ちる感覚のこと。

 

具体的にすればいいことは?

はい、そうなるとお分かりの方も多いかと思いますが「心に聞けよ」って話なんです。

心って、脳のネットワークから切り離された真実の姿なので、そこにアクセスしてそこの連携を濃くしていってみよう!という非常に簡単な方法で、自己肯定感を身につけていくことができそうです。

(「心に聞く」の具体的なやり方はこの本かこの記事にあります)

「心よ!誰からの邪魔?その人にお返ししちゃってください!」

「心よ!私は本当はどんな人なの?」

「心よ!どうすれば生きる気力がわくの?」

「心よ!今、私に必要な行動は何?」

いつでも「自分ダメかも」「生きるの辛いかも」と思ったときには、心に助けを求めましょう!

混乱している時や元気がない時はただでさえ聞きずらいので、パッと聞けると思わずに、ちゃんと時間をとって、紙などに書きながらじっくり「心に聞く」のがオススメですよ!

 

f:id:micu_h:20180201192454j:plain

 

自己肯定感を高めて行って、人間を、超えちゃろ〜〜〜〜! 

リミットレス! あなたを縛るリミッターを外す簡単なワーク

リミットレス! あなたを縛るリミッターを外す簡単なワーク

 

liberesta.hateblo.jp