FAPをやればいいってもんじゃない!

こんにちは!大嶋信頼先生開発「心に聞く」&「FAP療法トラウマ治療」専門の心理カウンセラー原口実紅です。

 

治療で効果を出すためには?

世の中にはたくさんの心理療法があります。

私はそのうちの一つ、FAP療法を使った心理カウンセリングをしているわけなのですが、効果が高い治療が実現するとき、その要因は、療法のテクニカルな部分(FAP=ソフト)と、その使い手の素質(ハード)、どちらにあるのでしょうか?

それとも、それ以外の何かなんでしょうか?

ずっと考えていました。

考えてみれば当たり前の話ですが、心理療法や、技法など、どんなソフトを使ってでも、素晴らしいセラピーを提供している方はいっぱいいます。
でも、変な話、立派な肩書きを持っている人気カウンセラーの人でもガッカリすることもあるし、素人のはずの誰かに相談したら人生変わっちゃうこともありますよね。

素晴らしいセラピストを増やしたいと思った時、その「素晴らしさ」の再現性って、「どこに」あるんだろう?

 

FAPがあればいいってもんじゃない

心理療法FAPは「多くの人にとって『簡単で』『再現性がある』『効果の高い』心理療法」だと謳われています。それは実際その通りだと思います。

提供し始めて最初の頃から「うっそ~!FAPって本当にスゴイ!」と思っていましたが、しかし、だんだん変わりつつある認識があるんです。

私は当初、真剣に「私(ハード)がスゴイんじゃなくて、FAP(ソフト)がスゴイんだ!」と思っていました。だから「素晴らしいセラピストになりたければ、その人はFAPを習えばいいじゃない!(完結)」と思っていたのです。そこに私の仕事はありません!と。

しかし、だんだんと「もしかしたらハードが大事で、ソフト(FAPだけじゃなくて心理療法とか、技法とか、知識とか)はその前提がないと、ちゃんと動かないのでは?」ということが、わかってきたのです。

そして、そこを通り過ぎると「もしかしてハードを大事にすれば、ソフトはなくても動くのでは?」というところまで変わりました。なぜなら、ハードのソフトの間に、もう一つの『何か』があると気づいたからです。

その『何か』こそが、癒しを起こすための必要最低限の条件であり、ある意味、最大級の技なのではないか、と。その上で『ソフト』を使うから意味があるのでは?と。

 

何もしないほうが治る

毎日臨床してきて思うのは「何もしないほうが治る」ってことなんです。

何もしないとは、おそらく「意識的なはたらき」のことです。意識的なはたらきを止めろ!と言われたら「何もしない」ことになると思いませんか?

でも、じゃあ本当に50分クライアントの前でただ微動だにせず座っていればいいのかというとそうじゃないわけです(それができたらある意味すごいけど)

そうではなくて「意識的なはたらき」を意識的に使うのではなくて、無意識的に使ったときに、何かが起こって、なんかようわからんけど変わる気がする、となるんです。

意識が、無意識を投影した存在になる空間が必要なんです。その空間を作るということが、ソフトではなくハードでもなく、その間のことなんです。

これは、人間の肉体と感覚を使うんです。でもそれだけじゃなくて、脳を、そして、言語を使うことで、さらに強くなります。

言語ってものすごく意識的なもので、矛盾するようだけど、でも無意識が意識を使ったときに人間の真のパワーって発揮されるんです。

言語がなかったら動物でしょ。動物は確かにそういう意味では人間よりずっと優れている部分を持っている。(無意識的でトラウマになりにくい)

けど、人間には人間の存在意義が多分あって、それは、人間には発達しすぎた脳と言語がある。これの本来の使い方が、多分、ここにあるんです。

だから最近特に思うのは、矛盾するようだけど、優れた無意識の発現には、それに見合う優れた意識の持ち主が必要なんだと思うんです。

 

FAPの前提にある催眠って「何もしない」を学ぶツール

まずはハードなんです。「ハードに再現性はあるの?」というと、一人一人の人間に、再現性はありません。(みんな違うから)

でもでもやっぱり~!じゃあ素晴らしいセラピストって生まれつきで、絶対の人数って決まってるの?って思うと「え~!もっと素晴らしいセラピストが増えた方が世の中のためじゃん!」と思っちゃいます。

大事なのは<どのハードに、どんな訓練をした上で>ソフトを積むのか?

正直、ソフトは死ぬほどあるから、好きなの勉強して!って感じ。

どこまでが「先天的で絶対変えられない要素」なのかを見極めた上で、そのラインをクリアしたハードに、更にハードとソフトの間の訓練をすれば、大天才セラピストとまではいかなくても、信頼できる楽しいセラピストが、増えるんじゃないの?

私は、気づいてしまったのです。

その教育に、大嶋心理学や現代催眠ってめちゃくちゃ適している!

心理療法FAPが「初心者でも安心して使える」のは、その技法ではなくて、技法の前提にあるモノのおかげなんです。

そしてそれは、FAPだけの話じゃない。

色々な心理療法を伝授するセミナーや資格スクール、大学の授業など、技術や知識のソフトは溢れていますが、『そこ』の部分をちゃんとお伝えする場所が、今はない。

 

ハードを発掘しリベレスタの仲間を増やす!

<どのハードに、どんな訓練をした上で>という、ここを抜かして素晴らしいセラピストになることは無理なのではないかと思うのです。

それを教える場がないのは、もしかしたら「実戦経験なんじゅう年とかけて、じっくり身につけていくものだ」と思われていたからなのかもしれません。

けれどそれを可能にしてくれるのが、大嶋心理学と現代催眠なのではないか、と睨んでいるんです。

そんなことを考えながら、今、私は、その部分の(FAP技法以前の訓練のための)プログラムを作っています。

 

もう少し準備が整ったらまた発表しますが、リベレスタの心理カウンセラーの仲間が増えます。

逸材です。

めちゃくちゃ楽しいことになってきました!!

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