ゆるんでいく日々

心理カウンセラー原口実紅のブログ

秘伝のちょっと揺れ技法

神奈川・湘南の心理カウンセリング、心理療法FAPでのトラウマ治療

こんにちは!大嶋信頼先生開発「心に聞く」&「FAP療法トラウマ治療」専門の心理カウンセラー原口実紅です。

 

あるクライアントさんは、私の「チューニングの師匠」なんです。(チューニングとは:催眠導入などで使われる同調技法のことで、相手の呼吸や動きなどに、自分の動きを合わせたりして相手との信頼感を形成していく一つの手法。私は相手の呼吸に合わせて前後に揺れるやり方を使います)

その師匠の脳を借りて面談していると面白いことが起きます。
(脳を借りるとは:チューニングしていると、自分が消えて相手の持っているリソース(能力や才能、センスなど)を自分の身体を通して発現している状態になるので、その時には相手の脳を借りて考えることになります(※仮説です)例えば、自分が事業で悩んでいる時に、事業家の才能のあるクライアントと話していると、ふと解決策が思いついたりします。)

 

カウンセリングなので師匠は色々な気になることをお話しになりますが、私の口から出てくる解決策は「揺れましょう~」ばかりなんです。

自分の腕が鈍ったわけじゃないんです(と思いたい)。その方は、あらゆる問題をチューニングで乗り切ることができる方だということなのです。

 

師匠の脳を借りてお話ししていると、チューニングの真髄がよく分かります。

揺れていると「ああ、これがチューニングか!」と気づかせていただく瞬間がなんどもあります。

師匠が「チューニングしていても、相手は変わらないんですよね。けど、自分がどんどん『どうでもよく』なるんですよね。」とおっしゃった時に、私は「なるほど!」と思ったんです。

相手を変えようと思ってチューニングするのは、二流なのかも。

そうすると師匠も、「相手を寝せようと思うと、うまくいかないんですよね」とお話しくださいますので、やはりそういうことなんだな、と勉強になるのです。

現代催眠の勉強会では「相手を気合いで催眠にかける」と教えていただいたのですが、私は「催眠にかけてやろう!」と思うと本当に、全く、歯が立たないポンコツに成り下がるんです。そんな自分に気づくたびに「ああ、私は現代催眠の才能がない」と打ちひしがれていたのです。でも、実は「催眠にかけてやろう!」は意識的な暗示になってしまって、逆に「そんなの無理!」を強化してしまっていたのかもしれません。

相手が催眠に入るかどうかは、わからない、けれど自分がどんどん『どうでもよくなる』ことが、チューニングの真髄で『どうでもよくなる』って、万能感がない世界。それこそが、相手を催眠にかける世界なんだな~と、そんなことをチューニングの師匠は教えてくれます。

師匠の真似をして、面談中も、いろんな人にエア・チューニングをして、師匠にお見せします。本当に、色々な場面でのチューニングの仕方が、提案されていきます。

「こんな時は、こう揺れるそうすると、イエーイ!ってなるじゃないですか」と師匠にお伝えしながら(え?イエーイってなるの?)と自分の言ったことに戸惑っていると、師匠は「そうそう、チューニングしてると、イエーイ!ってなりますよね!」と教えてくれます。

なるほど、イエーイってなるのがチューニングなんですね!

いつも、チューニングの師匠との面談は、私のチューニング練習会になっちゃうんです。

 

そこで、師匠の脳を借りて考えた、いいやり方が「ちょっと揺れ」です。

私に最初にチューニングを教えてくれた先生は「ちょっとだけ揺れるのはだめ!大げさに揺れて!初心者の指揮者は大きく分かりやすく振る!でも、熟練の指揮者はちょっとしか振らない。だから最初は大げさに!」と教えてくれました。

確かに、間違いなく、最初は大きく揺れるのがいいと思います。

そして、だんだん大きく揺れることに恥ずかしさや抵抗やためらいがなくなってきたら、挑戦してみて欲しいのがこの、「ちょっと揺れ」なんです。

どれだけ「ちょっとだけ」揺れるか、を意識してみる。

相手がトランスに入るかどうか、なんて知らないで。自分が『どうでもよく』なって相手を裁かない世界こそが、相手をトランスに誘うのですから。

まずは、10cmくらい、前後に揺れながら「デクレッシェンド!(だんだん小さく!)」8cm、5cm、どんどん揺れる幅を小さくしていきましょう。

そのまま「ピアニッシモ!(大変小さく)」を続けながら、もっと小さく3cm、1cm。

どんどん、揺れているのか、揺れていないのか、よ~く耳をすませていないと聞こえないくらいの「ピアニッシシモ(できるだけ小さく)」で、揺れてみましょう。

仏教の瞑想の達人は、遠く離れた木の葉が地面に落ちる音も聞こえると言います。

微かな揺れで相手と同調してみましょう。

かなり気持ちよくなります。チューニングの職人がみている世界を、垣間見ることができます。どんな人にも、使えます。

師匠の脳は、すっごいなー!

f:id:micu_h:20171108191902j:plain

 

リベレスタのお知らせ

「心に聞く」ゼミ

人を自由にしてしまう「心に聞く」をやってみたい方、詳しく知りたい向けに書きました。背景理論から実践までブログ記事でご紹介しています。

FAP療法カウンセリング

リベレスタセラピールームでは、「心に聞く」などを使った最新のトラウマ治療<FAP療法>の心理カウンセリングを提供しております。神奈川県・新横浜での直接面談だけでなく、スカイプなどの通信面談にも対応しております。

<受付時間>
受付時間

広告を非表示にする