ゆるんでいく日々

心理カウンセラー原口実紅のブログ

心理カウンセラーのすゝめ・3

神奈川・湘南の心理カウンセリング、心理療法FAPでのトラウマ治療

こんにちは!大嶋信頼先生開発「心に聞く」&「FAP療法トラウマ治療」専門の心理カウンセラー原口実紅です。

結果を出す方法

(1)被験者を見つける

んじゃまずは、何をするか?ということから書いていきますね。

一般的に、心理職の勉強をした人や、何かの治療法や、療法などの勉強をした人って、誰かで試したくなりますよね?価格はおまけするから、ちょっと受けて見てよ~と言いますよね?それで被験者の1人目を無事にゲットしたら、ここがスタートです。ちなみに被験者はなるだけ友人ではなく知人レベル、もしくは友人の知人など赤の他人の方が、実際の治療と同じ条件下なのでいいとは思いますが、ここではそんな贅沢は言っていられないのでとにかく誰でもいいということにします。

余談になりますが、この時点では仕事を辞めていたり、フリーになる必要はないです。今仕事をしていて、適切な余暇の時間がある方は、無理に仕事を辞める必要はありません。実力と自信はどんなに才能があっても最初からは付きませんので、その僅かな期間は働いていてもいいのでは、無理にリスクを冒す必要はないのでは、と個人的には思います。(私はそうしませんでしたが、今選べるのなら就業しながら自分のトラウマ治療を終えて、臨床テストを行なってブログ記事コンテンツなども蓄積してから円満退社して開業とやるでしょう。実際は会社を辞めてからトラウマ治療の存在を知ったので無理なのですが

このことについて、偶然見つけた記事で、有名なwebライターの方が同じようなことを言っていました(さっき見つけたのでリンク貼っておきます)

yoppymodel.hatenablog.com

話を戻します。それで、被験する時間や場所はどこでもいつでも構いません。あなたの技術内容によっては場所に制限があるかもしれませんが(例:プライバシーが守られた場所、施術台がある場所etc)必須の条件を満たす場所であれば、最初から贅沢は必要なしと思います。最近は、都会であれば場所貸し(レンタルオフィス時間貸しのレンタルサロンなど)が数多くありますし、自宅でも構いません。

なお、カウンセリングとは一般に「プロセス」ですから経験を積むためにも単発で終わらせない方がいいです。なので、数回は連続して通って来てもらえる人を探す、もしくは◯回セットという形で最初に約束してもいいかもしれません。

 

(2)いいなと思った治療者の真似をする

欲を言えば、1人目から結果を出す確率を上げて、無駄のない臨床を積み重ねたいですよね。そのために、1つ目に重要だと思うことを述べます。

まずは治療者になりたい!と思ったきっかけに立ち戻ってください。前述の通り、誰かの何かの臨床を受けたことがきっかけですよね。

それは、万人に効く治療法ではないかもしれません。でも、少なくとも「あなた」には効いたのです。それが、一番重要です。あなたに効いたなら、他の誰かにも効く可能性があります。

ならば、徹底的にその人を真似しましょう。その人が使う療法などを勉強して、その人の行なっているアセスメントのやり方で行うんです。自己流にする必要は全くありません。だって、その人が提供したサービスに感動して、自分もそれを提供したいと思って始めたんですよね?だったら、まずはその素晴らしさを人にも分けるために、コピーしてください。

アドラー派のカウンセリングに感動したのならアドラー心理学を勉強してください。フロイト精神分析を受けて感動したのなら、精神分析を勉強してください。言うまでもないですが、自分が受けたものと違うものを勉強しないようにしましょう。(勉強のために色々なことをやるのはいいですが)例えば、この技術を習得する学校は少し高いから、若干質が落ちるかもしれないけどこっちのセミナーで似たようなのが受けられるぞ、とか言うのはオススメしません。自分が受けたものと同じ技術を習得しましょう。その方のキャリアや資格を真似する必要はありません。あくまでも真似をするために必要最低限の技術を習得しましょう。

最初は、猿真似でいいんです。その人の提供している何かを勉強し、その人の真似をして、同じように提供しましょう。このことが本当に大切なことです。

そのためにも原体験として必要なのは、前述の通りいい治療を受けることです。ここでいういい治療とは、自分に対して効果が感じられて、なおかつ「私これできるかも?」と根拠なく思ってしまった治療のことです。なので、例えば素晴らしい整体師さんに出会ってその施術に感動しても「私は女性だから、この人のように男性の筋力を必要とする施術はできないな」と思ったら、それは治療者として真似はできません。「すごく効いた!そして、私にもこれができるかも!やりたい!」と思える治療者や施術、療法に出会えたら、それはもうある意味で成功が約束されていると言ってもいいのかもしれません。ためらわずそれを勉強して、飛び込んでください。

ちなみに、不満だった施術、不快な治療などを受けた体験も、無駄にはなりません。いろんな治療を受けることがそもそも治療者としての勉強になりますので、合わない治療者に当たることもありますが、その時に自分が感じた不満足な点はそのまま反面教師にしてしまいましょう。

 

寄り道コラム 2人の先生

結果を出す方法、まだまだ続きますが、ここでせっかくなので私の話をします。(読み飛ばしていただいてもいいです)

幸運なことに、私は初めて心理カウンセリングを受け時に「すごい!初めて私をわかってくれて励ましてくれる人に出会えた!」と感動したものです。それは三鷹で開業している先生との出会いでした。(現在は閉所)

私はその先生のカウンセリングを受けて「私もこれやりたい」となぜか思ってしまったのです。でも「やっていることは話を聞いたり、自分の考えを話したりしているだけ」ということしか分からず「何をやっているのか知りたい!」と居ても立ってもいられずインターネットで「カウンセリング 勉強」とかで検索をしたのです。

その時にちょうど受講生を募集していた「産業カウンセラー養成講座」なるものを見つけ「カウンセラーの勉強ができるらしいぞ!よく知らないけど、もう、これでいいや!」と今思うと謎の勢いで申し込み、半年間の座学と実践を重ねていきました。

そこでは、話を聞くスキル、つまり傾聴というものを学び、専門性も高く有用なことは実感できました。また、カウンセリングや心理学一般の知識を学ぶことができたことは、今でも代え難い私の財産にはなっています。ただ、問題は私が最初に受けたカウンセリングは今思えばアドラー派で、素晴らしい励ましはたくさんいただきましたが、先生は私の話を「うんうん」とよく聞いてくれることはそんなになかったんです。

その後、私は社会不適合が限界を超え会社を辞めてしまいました。

会社を辞めてなんとなく「心理カウンセラーになろう」と思って、友達10人くらいをモニターにして無料でカウンセリングを行いました。

その時に行ったのは、あの先生の猿真似です。途中までは話を聞きつつも、その先生だったら何ていうかな?どうするかな?なんて思うと、勝手に口から言葉が飛び出してきます。しかしこの時点での私は、前述の適性3が欠けていたと思います。つまり社会適合性です。私の会社を辞めた原因は、前向きなものではなく社会不適合からくる苦痛です。これではカウンセラーに重要な資質が欠けていますので、その原因の治療に取り組まずして、カウンセリングを仕事にすることはできなかったでしょう。その部分は、別の治療を通して、ゆっくりと私の中に培われていきました。それが、FAPでのカウンセリングです。

私は「無意識さんの力で自由に生きる」の本と出会い、FAPという心理療法を知り、クライアントとして2度目の「これは!」と思う心理カウンセリングを体験できたのです。 

また、この時にも私は単純なので「心理療法FAP」や「心に聞く」といったものを使えば「私にもできるのでは?」となんの根拠もなく考えてしまいました。「この心理療法や、大嶋先生の考えはめっちゃすごい!それを使えば私だって効果が出せるはず!」というTHE虎の威を借る狐状態で、幸いFAP初級のセミナーは誰にでも開かれていたため、飛び込みました。その後、1年間心に聞くワークショップの活動や個人セッションを続けたのち、FAP上級のセミナーを受講してすぐ、昨年末にFAPのカウンセリング事業を開始したのです。

最初は、自分を担当してくださった先生の猿真似です。その方はどのようにアセスメントを取っていたか?どのような関わり方をするだろう?どんなふうに治療をするだろう?と思いながら、クライアントと向き合いました。また、前述の三鷹の先生は開業の前に閉所されてしまいましたが、今回はそうではありませんので、定期的にFAPの先生にアポを取り「このケースはどのように治療すればいいのか?」など相談しながら進められたことも大きかったです。あとで本論でも述べますが、後になってわかったのは、このようなケーススタディの場は治療者としてスタートする時に必要だと言うことです。

とにかくこのようにして、私は2人の先生に恵まれ(ボディワーク含め、優れた治療はたくさん受けてきましたが、私が「できるかも」と感じられたのはこの2ケースのみです)その猿真似を通して臨床心理の分野で治療者の道をスタートすることができたのです。

 

(3)実践を通して得られる自信

前述の通り、最初は猿真似してください、それが大事ですと申し上げました。なぜなら「効く」からです。

この時点で、仕事が楽しく、また自信も湧くでしょう。効かないと、やればやるほど自信がなくなり不安になります。

この<仕事が楽しく自信がある状態>こそがお金を出しても買えない、治療者としてやっていこうとする人間が、最優先で手に入れるべきものなのです。

ここでいう自信とは「私は相手を救えるんだ」という万能感や、「どんな相手だって治せるぞ」という慢心とは違います。
「私のやっていることは無駄じゃない。意義があり、重要な仕事なんだ」と心の底から確信することなのです。

そして、そのことを確信している治療者には、必ず自分を必要とするクライアントが訪れ、ともに研鑽していく幸運に恵まれるのです。

 

(4に続く)

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