ゆるんでいく日々

心理カウンセラー原口実紅のブログ

心理カウンセラーのすゝめ・2

神奈川・湘南の心理カウンセリング、心理療法FAPでのトラウマ治療

こんにちは!大嶋信頼先生開発「心に聞く」&「FAP療法トラウマ治療」専門の心理カウンセラー原口実紅です。

心理カウンセラーの現状

さて、前置きが長くなりましたが、心理カウンセラーになっていただくべく、具体的な話に入っていきます。まずは現状について私が思うことです。

 

資格は必要か

まず、職業といえば資格というご時世ですので簡単に触れておきます。

もし高校生以下の方がこちらをご覧であれば、またそれ以上であっても財力と時間のある方は、大学から心理学系の学部に入り公認心理師という新しい国家資格を取られると良いのではないでしょうか。また現行であればメインとなるのは臨床心理士という資格です。こちらは、大学卒業後に指定の大学院で勉強すれば受験資格が手に入ります。

たいていの人は、このような資格がないと臨床心理には携われない、と尻込みしてしまうかと思いますが、心理学の勉強は独学でもできますし、民間資格も充実しています。極論を言えば知識で人が治るわけでもないので、勉強を続ける意欲と好奇心があり、自己研鑽していく覚悟があれば、怖じ気付かなくても大丈夫だと個人的には思います。

どんな仕事にも言えることですが、心理カウンセラーは資格職ではなく才能職です。

資格や学歴があるからこのカウンセラーはきっと大丈夫だろう、と思い治療を受けて残念な思いをしてしまったことがある方もいるかもしれません。では、良き治療者になるには本当は何が必要なのか?何がその治療者の実力を担保するのか?をしっかりと見極める重要性があります。

大学院の授業料数百万を働いて稼ぐ、あるいは借金した上で数年を投じるくらいなら、基礎的な民間資格を取得し実務経験を10年積む、それで通用するという考え方もあります。走りながら考え、クライアントから感じ取り、実際のケースから学び取ることは、教育機関での受動的知識に比べて、勝るとも劣らない価値を持つはずです。

回りくどい言い方をしましたが、私が言いたいのは「ある程度勉強したら現場を持て」ということです。

知識や練習は、転ばぬ先の杖です。しかしある程度の杖を仕込んだ後は、転びがながら覚えた知識こそが、真の知識であるとも言えます。

現場は、お金では買えない学びの場です。壮大な実験場であり、クライアントに自分を育てていただくという教育の場です。これ以上の勉強はありません。

 

実務経験こそ全て

カウンセラーの実力をつけるには、現場の実務経験以外にはありません。さて、では肝心の「実務経験」のことなんです。実務を積むと言ったって、クライアントが来なけりゃ積みたくても積めないじゃないですか。治療を仕事にしたいと考える方は、ここで悩ましく感じるかもしれません。

たとえ難関の資格を持っていたとしても治療で定職に就いている方は一部であり、生活していくことを考えると治療者以外を選ぶ方も多いと思います。(勿体無い!)

さらに、社会人になってから「誰かを治療したい」と思った方などは、言わずもがなです。

しかし、治療者が実務経験を積むだけのクライアント数、そして生活を持続するために必要な一定の利益を、確保できるだけの市場はないのか?と言われると、それは違うと感じます。

むしろ実力のあるカウンセラーやセラピストなどを求める人は、どんどん増加しているのではないでしょうか。

 

治療者を苦しめるバッドスパイラルな現状

ここで、心理カウンセラーを目指す人が陥りがちなバッドスパイラルを解説します。

漠然と「心理カウンセラーになりたい」と思っている方はこのスパイラルにはまらないように、そして現在はまってしまっている場合もこれから優先順位を間違えなければ軌道修正が可能だということを後述しますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

  1.  ”予約がとれない治療者”と”クライアントが来ない治療者”の二分化
    独力で生活できるようになるのは、たしかに多くの人にとっては茨の道のようだ。世の中にはたくさんカウンセラーやセラピストを名乗っている人がいるが、みんながみんなお客さんがいて利益が確保できているようには見えないし、少ないパイ(クライアント)を奪い合っているかのよう。しかし一方、一部の実力がある心理職には、特に集客努力に時間を割かずとも予約が簡単に取れないくらいのクライアントが来る。なぜなら、クライアントが求めているのは結果だからだ。

  2. 始めたばかりの治療者が、実力をつけたくてもつけられない!
    「じゃあ、私も少しずつでもいいから結果を出せる治療者になりたい!」と思っても、窮地に陥ることが多い。“実力をつける場”がないのだ。カウンセリングを練習する場もないし、クライアントは実力と自信がないと来ない。クライアントが来ないと実践はできない。この堂々巡りが続いていく。

  3. 「開業したら集客努力ナシには生活できない」というイメージ
    実力をつけるにもクライアントが必要だし、そもそも生きていくには食っていかないといけない。そこで本当はやりたくもないSNSでの自己宣伝に時間を使ったり、仕方なしに低価格で提供したり、本質的ではないことに注力し出す。起業や集客のセミナーなどに高額投資することもある。集客などの起業ノウハウから勉強しないといけないというのが通説のようになっているようだ。

  4. (クライアントの求めている)結果は出ない
    しかし、集客の勉強に勤しみ実践したところで治療者として望む結果にはならない。なぜなら、このような状況だと仕事(治療)は楽しめず、楽しんでいない治療者の元に、クライアントは来ない、よって結果は出ない。あるいは自分にマッチしないクライアントが来て、マッチしていないので結果が出ない。(何度も言う通りクライアントが求めるのは結果だ)そのため実力も自信もつかず、金銭的にも苦しい状況に陥る。

 

 

仕事の楽しさに目覚めることを最優先にしよう!

このような状況を直接ご相談いただいたこともあるし、見聞きしていく中で私が強く感じるのは「優先順位が違う!」ということです。

正直、実力のある治療者になる方法は一つだと思います。それが「仕事が楽しくなったら勝ち」という考え方です。これが優先順位、最上位です。(これは治療だけではなくあらゆる仕事に言えることですが)

仕事が楽しくなったら、勝ちです。

なので、もし、お金のことが心配で仕事が楽しめない、仕事が手につかないようなら、お金のために別の何かに就業してもいいと思います。それか、お金の不安を克服してください。とにかく、お金のことは優先順位が低いんです!

お金って「後からついて来る」ものだから、時間が多少かかるものです。ただし仕事(本当にやりたい方の)が楽しくなったら、絶対にお金はついてきます。

なので、まずはお金の優先順位を下げてください。仕事の楽しさの優先順位をあげてください。なんの不安もなく仕事を楽しめる状況にしてください。

 

私が何より言いたいことは、とにかく本質的じゃないことに時間を割くことなく、本質的なこと(実践経験を通した実力と自信の構築)に時間を割くことに集中してはいかがか、ということなんです。

そのための方法はある、と確信しているからこのように大げさにブログに書き始めた次第です。私がたまたま心理カウンセラーとして臨床心理に継続的に携われるようになったのは、単なる運や、ましては宣伝広告の技術があったからではないのです。

よく、ブログを書いているから集客力がある、などと言われるのですが、私はそれは違うと思うのです。集客の手段としてのブログなら、そんなの書かないほうがマシだと思います(読みたくないし)。

そうじゃない発信は、じゃあどうすればできるのか?というと、これもまた、楽しんで仕事をすること、これに尽きるのだと思うのです。そうすれば発見もたくさんあるので、書きたいことはたくさん出て来るし、そういう記事は本当に面白いからです。そうして蓄積した記事や文章が検索にかかり読まれたり、ホームページなどに掲載するとホームページ閲覧者の申し込みにつながるなど、集客につながることはあるかもしれませんが、順番を間違えないように気をつけましょう。

魅力的に見せるブランディングや、効果的に人を集めるマーケティングは後からいくらでもできますが、それらの戦略も中身がなきゃ始まらないのです。中身のない発信ほど無駄なものはありません。

最初は中身で勝負なので(最後まで中身で勝負ですが)その為にもまずは本当に現場で良い仕事をして、勉強を続けることです。

全ては現場から。

仕事が楽しい
=結果が出る
=自信がつく
=クライアントが来る

これら全て現場で得られることであり、現場ありきです。

どうすれば実現できるか?を次から書いていきます。

(3に続く)

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