ゆるんでいく日々

心理カウンセラー原口実紅のブログ

身体症状と心理療法(1)心理療法を経ての痛みの変化

神奈川・湘南の心理カウンセリング、心理療法FAPでのトラウマ治療

こんにちは!大嶋信頼先生開発「心に聞く」&「FAP療法トラウマ治療」専門の心理カウンセラー原口実紅です。

 

まずお知らせです!こちらの会は両日とも満席になりました。ありがとうございます!今からめちゃめちゃ楽しみで〜す! 

liberesta.hateblo.jp

 

心身症状と心理療法

(今日のブログは、8/1に掲載したものを訂正加筆して再掲載しています)

一冊の本との出会い

言葉で身体がなぜ治るのか

心身相互関係について、重要な示唆が一冊の本からもたらされた。

サーノ博士のヒーリング・バックペイン: 腰痛・肩こりの原因と治療

サーノ博士のヒーリング・バックペイン: 腰痛・肩こりの原因と治療

 

(続編は心はなぜ腰痛を選ぶのか―サーノ博士の心身症治療プログラム

この本を読んで、いや、読んでいるうちに実を言うと私の腰痛と頭痛は消えてしまった。その後も、痛み出した時はこの本に書かれたことを思い出すと痛みは退散する。医師の診断も治療も受けていない。なぜこのようなことが起こったのか?

私のクライアントにも当然、身体症状に苦しむ方は一定数いる。主訴になる場合もあれば、治療途中で症状が増減することもある。
心理療法FAPで身体症状を改善させられる場合もあれば、そうじゃない場合もあるが、改善するのはなぜなのか、私は不思議だった。なぜ、言葉で身体を治せるんだろうか。
また、改善しない場合には、身体症状を癒すためのツールは「FAP」一本でいいのだろうか。そんな思いが、私の中に過ぎるようになってた。

そんな中、出会ったこの本。
今回は、この本の理論の紹介と、実際に臨床で用いた様子、そして今後の展開について記した。(全5回の連載。毎日更新予定)

 

自分の症状(1)腰痛

わたしの腰痛は記憶にある限り、小学校5、6年生の頃からある。
いわゆる「ぎっくり腰」がきっかけになったわけではなく、緩やかに始まり、気づいたらいつも腰がだるく、叩いたり曲げたりしていた。
痛みは激烈なものではなく筋肉痛のような重さが主で、もののついでに整体などに行ったりもしたが、改善されることはなかった。それで眠れなくなる日はあっても医者に行くほどではないと思っていた。

結局、医者に行ったのは25歳を過ぎてからで、会社で軽い「ぎっくり腰」になり、嫌な痛みが続いたので整形外科にかかった。

レントゲンを撮ると「椎間板が、ヘルニア気味です」と医者に言われ、電気治療をそのまま受けることになった。
衝撃だったのは「毎日この治療を受けに通ってください」と言われたこと。よく見れば待合室は異常な混み具合で、相当な数の老若男女が、この電気治療か、牽引と呼ばれる理学療法を受けに毎日のように通っているようだった。
電気治療を受ければすぐに治るのだろうか?いや、治らないからこんなに混んでいるのだ。そう思い当たった時に不治の病に侵されたようでショックだった。
その翌日、ぎっくり腰の常連である会社の上司に「電気はほとんど効果がない」と教えられたのもあって、それから整形外科には行っていない。

結局、治療を受けずとも特別な痛みはしばらくしたら治り、また慢性化に戻った。

 

自分の症状(2)頭痛

痛みといえば、腰だけではない。これは高校生くらいから、頭痛にも悩まされるようになっていた。

父親がいわゆる偏頭痛持ちで、私の頭痛も、発作には前兆があり酷く痛むため、遺伝だろうと思われた。医学的な診断は受けておらず、もしかしたら緊張性頭痛かもしれない。
ともかくこれもひどく痛む。前兆の間に鎮痛剤を飲めば痛みにはならないが、発作になってしまったら寝ないと治らない。
発作は数ヶ月に1回程度で、外出先で発作になると家に帰るのすら至難の技だった。

その後も頭痛は絶え間なくやってきて、その度に鎮痛剤を飲んでいた。持ち歩くのはもちろん、家には鎮痛剤のストックが常備してあった。
腰痛は特に夜に痛むので、不眠傾向に加え腰痛で眠れない夜もあり、いつも寝不足だった。

 

心理療法を経ての痛みの変化

それから時は経ち、私は、自分の心理的課題を解決したくてFAP療法のカウンセリングに通った。現在、治療者としてやっているくらいだから、毎回楽しくて、成果も出た。精神的な苦痛から解放され、自信と落ち着きを取り戻し、自分の好きなことを仕事にしているのだから、文句のつけようがない。

そして、腰痛と頭痛はどうなったかというと、良くなった。痛む頻度も低くなった。鎮痛剤の断薬にも成功した。とはいえ完全に症状がなくなったわけではなく、夜に横になると腰が痛む日があったり、仕事が忙しかった日には頭痛があったりしていたのも事実だ。

FAPで精神的な問題が楽になったことと比べると、身体的症状は相対的には効果が低いように思う。(あくまで相対的に、であって改善したのは間違いないが)(訂正=後述)少し痛みや違和感は残っているし、元気に世界中飛び回る自信があるかというと、微妙だ。

ただ、私自身は治療のゴールとして「それで別にいい」と思っていたし、今も前述の通り生活の上での自由を手に入れたので、ある意味「贅沢な悩み」かもしれないと思っていた。

 

※訂正

この認識は早計であった。クライアントからのメール(抜粋)を紹介しよう。(わざわざご連絡くださったクライアント様、ありがとうございます!)

突然ですみませんが、81日のブログを拝見しまして、カウンセリング中にお伝えしていなかったことを思い出したため、ここに書きたいと思います。
カウンセリング2回目か3回目で、肩こりについてトラウマ治療をしていただいてからの調子についてです。
治療が始まり、唱えはじめてからすぐに肩の緊張がほぐれ、それから今にいたるまで肩こりは起きていません。
私は中学生くらいからずっと肩こりがひどく、特に石のように痛くて固い部分があり、頭痛や思考力の低下の原因にもなっていました。辛いときは接骨院の治療をしたり、数十分強くもんでもらって楽になるという感じでしたが、ほとんど生活が変わっていないのに、今は揉む必要もなく、固くも痛くもありません。いつも肩を揉んでくれたパートナーも同様に言っております。
これまで受けたトラウマ治療のなかでも、体調がはっきり変化したという点で最も印象的でした。今日のブログの内容に関連していたため、お伝え致しました。

つまり心理療法FAPは身体症状であっても変わらず結果がでる。効果適用範囲として、身体症状・精神症状の区別は特にしていないし結果に違いも見られない。(インサイトカウンセリング臨床心理士・泉氏にも確認済)

なお「治る・治らない」がなぜ起きるのかについての考察は、この連載の最後に記す。

 

次回、臨床の中でぶつかった疑問!へ続く…

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