ゆるんでいく日々

心理カウンセラー原口実紅のブログ

マイフェイバリット メタファー is 無意識

神奈川・湘南の心理カウンセリング、心理療法FAPでのトラウマ治療

こんにちは!大嶋信頼先生開発「心に聞く」&「FAP療法トラウマ治療」専門の心理カウンセラー原口実紅です。

 

意識的アプローチには限界がある

FAPのいいところは意識的アプローチに頼らないところです。

意識的アプローチというのは極端にいうと「こういうところがダメだから気をつけましょう」というアプローチです。

例えば、寝坊で悩んでいる人に対して「早く寝ましょう」「熟睡できるようにお風呂に入りましょう」「時計を10分進めてみましょう」「目覚まし時計を増やしてみましょう」とアドバイスするようなアプローチです。

それはそれで効果を上げることもあるんですが「分かっていても出来ない」「面倒臭い」「言われた通りにしたくない」ということになることも多いのは、皆さん経験的にわかることかと思います。

 

その間にある働き

この「分かっていても出来ない」という言葉が全て物語っているのですが、「分かっている」のになぜ「出来ないか?」ということなんです。

不思議ですよね。ここに何かあるんです。普通は、右手を上げようとしたら、右手を上げることができるわけですよね。分かっている→出来る。これが当たり前のことのように思いますし、日常はこの分かっていて出来ることの連続のようです。

しかし「分かっているのに、出来ない」というのはすごく不思議です。

まるで、分かっている→(何か)→出来ない、という感じに、その間に「ある働き」があるように見えます。

これを仮に「無意識」と呼びましょう。

「分かっている」という働きは意識ですよね。しかし、実際の行動に移す、その間に、無意識の働きがあって、出てくるアウトプットは「出来ない」になっちゃうのです。

その無意識は何を考えているのでしょうか?私たちを、邪魔したいのでしょうか?困らせたいのでしょうか?それはわかりません。けど、確かに<何かの働き>がそこに存在しているように、思えませんか。

意識的アプローチはこの「無意識」と名付けた何者かの働きを無視したアプローチなんです。だから、一定の効果は上げるけど、ある問題や悩みに対しては一定の効果しかあげない。

 

無意識的アプローチとは何か

そこで出てくるのが無意識的なアプローチです。

分かっているけど出来ない。その間にある<何かの働き>は、何かはわからないけど無意識と呼ぶことにすると、その無意識には「意図がある」という考え方をするんです。

その無意識の意図を読み解いて見ることで、アプローチしていこうとするのが、無意識的なアプローチです。

その無意識には「困らせたい」「邪魔したい」という意図があるのか、それとも違うのか、もしかして、「助けたい」という意図という可能性もあるかもしれないぞ、ということを、丁寧に、無意識に事情聴取する必要があるんです。

このアプローチは、「分かっているのに出来ない」という状態に対して成果をあげるようです。少なくとも、意識的アプローチよりは。

 

無意識がすっと入ってくる

思ってみれば私の人生、意識でやれることは、結構やり尽くした、と思います。それでも問題がよくならないから、今度は、そもそも自分のものの考え方に問題があるのではないか?とか、いっそ目に見えない存在を信じてみて、その力でもってして問題が解決するのではないか、とか、試行錯誤してきました。

このような状態に、この<無意識アプローチ>であるFAPは、すっと入ってきたんです。「あっ、無意識なのか」と、その名前に安心した自分がいたんです。

自己啓発的な思想や、何か宇宙とかそういうものよりも、「無意識」という言葉はずっと自分に近い感じもしたし、興味のあった心理学の用語であることも、親近感が持てました。

そして「無意識は、もしかして私を助けている?」とその考え方に触れて、そのように無意識に対して接することにすると、やはり、意識的なアプローチとは比較にならないほど、スピーディーに望む変化を手に入れることが出来たんです。

だから、今でも<その働き>を何と呼んでも構わないと思っているんです。人が何を信じていても、そのことが「すっと」入ってくれば、症状は消えます。

だから、治療では、その働きを、ある人は前世の因果と呼びたいのかもしれないし、ある人は量子力学と呼びたいのかもしれない。治療の場は、クライアントさんが良くなるためだけに存在しますから、それでいいんです。

 

マイフェイバリット メタファー is 無意識

そんな中でも、一般的に「無意識」という言葉は、現代の人々にとって随分、便利に使える言葉だと思っているんです。そして、意識(と呼ばれる働き)が過剰になった現代人に対して、そのカウンターの暗示として「無意識」というメタファーは、ダイレクトに、そしてダイナミックに、インパクトを与えることができるような気がするんです。

私は、ミクロでは、治療の有効性を考えると「無意識」というメタファーはすごい好きです。そしてマクロでも、社会のバランスを考える上で「無意識」という言葉の響きに、安心感を感じます。私のお気に入りのメタファーなんです。

 

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