読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ゆるんでいく日々

心理カウンセラー原口実紅のブログ

第7講 無意識さんの世界 その1(リベレスタの「心に聞く」ゼミ)

神奈川・湘南の心理カウンセリング、心理療法FAPでのトラウマ治療

こんにちは!大嶋信頼先生開発「心に聞く」&「FAP療法トラウマ治療」専門の心理カウンセラー原口実紅です。

前回からの続きです!(目次はこちら

f:id:micu_h:20170315113610p:plain

  

第4章 無意識さんの世界

さて、このメソッドで「心」と呼んでいるものが「無意識」であることは第1章で述べましたが、そもそも「無意識」って何でしょうか?

つまるところ「意識することができない」無意識ですが、意識でも解説してみます!
(ここでの解説は「虚無」タイプの人に向けて書きます。)

 

1、意識と無意識

無意識も意識も「人間の意識状態」を表す言葉です。
ざっくりですが、無意識は「意識できない意識状態」、意識は「意識できる意識状態」のことを表しています。

f:id:micu_h:20170324110725p:plain

無意識には「自他の区別がない」ため図のように繋がっている状態で表現しました。

心に聞くでアクセスしたい意識状態は「無意識」の方です。それは何故なのでしょう?

 

脳のネットワークは意識にアクセスする

第2章でお伝えした「脳のネットワークグループ」が存在するのは、意識の世界だけです。

 

 

f:id:micu_h:20170324111651p:plain

脳のネットワークグループの繋がりは、

 

 善 い ←→ 悪 い

 正しい ←→ 間違い

 

このようなルールで成立している世界のことです。

 

一方、無意識の繋がりはどんなものなのかというと、

快  ←→ 不快

という感覚で繋がっている世界です。気持ちいいか、気持ち悪いか、ということしかないということです。

そこには「他人がどうこう」という判断は、存在しません。
自分の「心地よさ」だけを淡々と追求する、空っぽで「何もない」世界。ここで感じられるのが本当に求めている「一体感」であって、意識の繋がりとは違うものです。

(自分も他人もない、無我の一体感が感じられる、不思議な世界です。)

 

人を幸せにしてくれるのは、どちら?

「正しいか、間違いか」ということと「気持ちいいか、悪いか」ということ、どちらに従っていくことが、私たちを幸せにしてくれるのでしょうか?
それは間違いなく、後者です。

赤ちゃんはほとんど無意識な存在で、「快・不快」しか知りません。そのため、オムツが濡れて不快になれば泣きますし、オムツがスッキリすれば泣き止みます。

一方で大人は、「快・不快」よりも意識での「正しさ」や「善さ」といった理想ばかりを追求しがちになります。

本当はお腹が痛くてベッドで休みたいのに、薬を飲めばまだまだ仕事にも行けますから!という調子です。
このバランスの崩れが、苦悩の原因なのかもしれません。

 

意識の自分は「暗示」で作られた自分像

また、意識の世界と無意識の世界では「自分」が違います。

意識の世界を形作っているものはすべて思い込み・決めつけです。

意識の世界では、人はお互いに暗示を掛け合っています。「この人は、女だ」「この人は、おじさんだ」「この人は、ブサイクだ」「この人は、こういう性格だ」「この人は、偉い人だ」と、あらゆる角度から掛け合っている暗示で出来上がっているのが「私」という人間です。

 

f:id:micu_h:20170324111200p:plain

一方で、無意識にあるのは、ただの真実です。

そこには全ての価値判断からの解放があります。どこからも暗示がかかっていない、自由な自分がそこにはいます。そして、その姿こそが本当の自分です。

 

意識=現実、ではない!

今まで、私たちは意識=現実だ、と教わってきました。だから「よく考えて」、「正しい方を選びなさい」と言われ続けてきたのです。そして「現実をよく見ろ」と。

しかし、現代催眠では「意識」が作り出す「現実」をこう呼びます。

f:id:micu_h:20170324115924p:plain

現実は、催眠状態で見ている幻想のことだ、というんです。現実はとても怪しいもので、暗示によってたやすく変わってしまう蜃気楼のようなものなんです。

「これが現実だ!」と思った時、人は催眠の中にいます。そして、暗示によって決められた「現実」を受け入れて生きていくしかなくなってしまうのです。

f:id:micu_h:20170316142152p:plain

支配者の仕事は、実は「暗示をかけること、暗示を強めること」です。そして、虚無や光の人を意識の世界から逃さないようにしている、番人なのです。

なぜかというと、支配者が神になれるのは意識の世界だけだから。

支配者にとっての真実は「自分の中に愛があり、その愛を実践することで神を演じる」ことですから(第2章参照)意識の世界で暗示にかかっていてもらわないと困ります。

f:id:micu_h:20170324120618p:plain

そのため、本当の真実が眠っている「心」=「無意識」の声を聞き、それに聞き従うことを邪魔してくるのです。

逆に言えば、虚無にとっての真実は、意識の世界にはありません!そのため、「心に聞く」を使って無意識との繋がりを強くしていくと、どんどん求めていた「自由と解放」に近づいていくのです。

 

まとめ:
今までの現実は催眠的幻想で、現実を見れば見るほど暗示が強くなってしまう!

 

(次回 2、意識を打ち消すキーワード に続く)

liberesta.hateblo.jp

 

リベレスタのお知らせ

心に聞く31日間のワークブック

WEB連載していた「人に支配されない脳を作る31日間のワークブック」が40Pの小冊子になりました。通販でご購入いただけます。

FAP療法カウンセリング

リベレスタセラピールームでは、「心に聞く」を使った最新のトラウマ治療<FAP療法>の心理カウンセリングを提供しております。神奈川県・二宮オフィスでの直接面談だけでなく、スカイプなどの通信面談にも対応しております。

<受付時間>
受付時間