ゆるんでいく日々

心理カウンセラー原口実紅のブログ

第4講「心に聞く」の背景 その2(リベレスタの「心に聞く」ゼミ)

神奈川・湘南の心理カウンセリング、心理療法FAPでのトラウマ治療

こんにちは!大嶋信頼先生開発「心に聞く」&「FAP療法トラウマ治療」専門の心理カウンセラー原口実紅です。

前回からの続きです!(目次はこちら

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第2章 「心に聞く」の背景

2、真実の違う3つのタイプ

もう1つ重要な背景が人はそれぞれ真実が違うという考え方です。

心が教えてくれた真実の違い

臨床の中で「心に聞く」をカウンセラーが使い始めると、クライアントさんたちから、ある共通したストーリーが出てくることが分かりました。

それが「この世界には、真実(生きる目的)の違うタイプがいて、それぞれのタイプが影響しあって世界を作っている」というストーリーです。

そのタイプは3つほどの種類があり、それぞれを「光の人」「虚無の人」「支配者」と心は表現しました。

 

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唯一の神が存在し、神の愛こそが真実。それは無条件の愛で、裁くことも罰を与えることもない。その愛の中に生きて、神の意志を求めることだけが生きる目的となる。

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愛も何も存在しない『無』が真実。支配者から幻想の愛への執着を与えられ、裁かれ孤立させられる。「これは自分の真実ではない」と幻想の愛から脱出した時に自由になり自分と同じタイプと一体となることがこの人の真実。生きる目的は自由と解放。

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自分の中に愛がある、と信じている人。自分が神で人を支配する、という認識がこのタイプの真実。自分の愛を実践するために、人に罪を定めて裁き、罰を与える。そしてこんな罪人を救うことができるのは自分しかいないという神の愛を演じる。

 

それぞれが愛に対する定義が違う

 光 :愛=神の中にある

虚 無:愛=存在しない(ただの執着)

支配者:愛=自分の中にある

 

人口は、ほとんどが虚無で8〜9割、支配者が残りの1〜2割、光の人は僅少。
なおこれらのタイプは生まれつきであり、途中で変わることはありません

それぞれのタイプは「こういう人」という類型をすることは難しく、実際のところは外見からはわかりません。心に聞いて確認することが必要です。

 

心の意図

このように真実が違う3つのタイプがいるということが、心が教えてくれたことです。

心がここで強調したかったのは「生きる目的が違う人がいる!」ということ。

人類皆兄弟なんて真っ赤な嘘で、話し合えば分かり合えるなんて幻想だ!ということなんです。

違う真実へのベクトルを持っているのに「きっと分かりあえるはず」「いつか理解してもらえるはず」と思ってしまうことで、異なるベクトルを持った人に影響を受けたり巻き込まれたりして、本来求めていたはずの真実から遠のいてしまうこともある。

心は、そんな事態から私たちを解放してくれようとこのストーリーを教えてくれました。

心(無意識)こそが、本来求める真実を教えてくれる存在なんです。

 

支配ってなに?

話を戻しますが、支配者タイプの人は「虚無と光の人を支配することが真実であり生きる目的」ということです。(支配のメカニズムについては次章で詳しく解説します)

虚無と光の人は、支配者タイプの人に偽りの真実を与えられ、本当に求める真実に近づかせてもらえません。

ちなみに、ここでいう「支配」とは、やりたくないことをさせられるということです。

 

2つの背景が重なると…

支配者タイプの人が虚無・光の人に対して、なぜ「やりたくないことをさせる」ことが可能なのかというと、脳がネットワークで繋がりあっているからです。

脳のネットワークに常時接続している私たちにとって、支配者タイプの人から流し込まれる感覚や感情は、本当に求めるものではありません。

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例えば、本当は「お金は今困ってないから大丈夫」と思っているのに、脳のネットワークで支配者から「お金がないとダメ」という思考を流し込まれると、「仕事に行かないとダメになっちゃう!」と仕事を始めることになってしまいます。

この場合「やりたくないこと」は「本当はやりたくもない仕事」になり、やりたくないことをさせられることで本来やりたかったことができなくなるということになってしまいます。(=支配)

「〜するのが常識でしょ!」とか「〜しなきゃダメだ!」という思考、それ以外にも「〜するのが正しい!」とか「〜したら変に思われる!」 といった思考は、実は自分オリジナルの思考ではなく、支配者タイプの人から脳のネットワークを通じて裁きの思考が入ってきている可能性があるのです。

 

まとめ:
支配者から流し込まれる思考や感情から、心の力で自分オリジナルの思考と感覚を取り戻そう

 

(次回 第3章 に続く)

 

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