ゆるんでいく日々

心理カウンセラー原口実紅のブログ

身体レベルの共感を使って、トラウマをトイレに流す。

神奈川・湘南の心理カウンセリング、心理療法FAPでのトラウマ治療

こんにちは!大嶋信頼先生開発「心に聞く」&「FAP療法トラウマ治療」専門の心理カウンセラー原口実紅です。

感覚を共有

FAP療法の特徴は<身体レベルでの共感>です。
例えば、クライアントさんの無意識さんに「感覚をくれ~!」というシーンがあるんです。
無意識さんは、体の一部を動かしたり、感覚や記憶などを浮かばせてきたり、いろんな方法で私たちにメッセージを送ってくれます。

なので、クライアントさんの不快な症状に効きそうな遺伝子コードを特定するときなどには、その感覚を手がかりにして探していきます。

例えば不快ワードが「自分の感覚がわからない」だったとします。
その言葉を発音してもらって、どんな感じがしますか?とまぁこんな感じに聞いてみるのです。
それと同時に、クライアントさんが「自分の感覚がわからない」と発音した時に、カウンセラーも感じようとすれば何かの感覚が現れることが多いです。

例えば「うーん、緊張があります」とおっしゃったら、その時に実はカウンセラーもその緊張を感じていたりします。
また、ある時は「ゾクゾクっとします」という感覚をおっしゃられている時に自分にも鳥肌が立って「お~これか~」とわかるんです。

そしてそのいただいた感覚から仮説を立てて探していくので、自分の身体を通しても感覚を感じられると、より探していく仮説が立てやすかったりします。

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またある時は、クライアントさんに不快なワードを発音していただくと、私の全身に「ズドーン!」と重い感じが襲ってきます。
しかしクライアントさんに「どんな感覚がしますか?」とお伺いしても、クライアントさんは「何も感じません、変わりません」とおっしゃることもあります。

こんな時、もし私も「あれ~なんもないな~」という感じだったら、心に「不快ワードを変えたほうがいいですか?」と聞くのですが、私にだけ感覚が現れている時は、先ほどの「自分の感覚がわからない」で特定した遺伝子コードなどを7回唱えてもらいます。
そしてもう一度、不快なワードを発音していただくと「今度は重い感じがします」と答えていただけたりして「おー、遺伝子コードが効いている~!」とびっくりしたりします(びっくりするんかい)
自分の感覚が感じられないっていうのは、無意識さんのメッセージが受け取れない状態(解離や麻痺など)ということなので、この場合は、不快ワードに対する無意識さんのメッセージ=自分の感覚、と捉え、それを感じられるようにという考え方です。
あれ、話がそれました。

言語化できない苦しみに

それから、この感覚を共有するやり方を使うと、ホームページにも書いてあるんですけど、言語化できない苦しみを理解するのにも便利なんです。
例えばクライアントさんが症状を説明されている時に、その症状が身体感覚を通して感じられたりすると、「うわ〜この息ができない感じですね〜。これ辛いですね〜!」とお伝えできるんです。
それを聞いてクライアントさんが「今まで人になかなか分かってもらえなかった」とおっしゃることも結構あります。

私自身がクライアントだった時もインサイトカウンセリングのFAPでいろいろ奇妙な症状を訴えていたのですが、「おお〜こんな感じですね」とか言っていただけると「そうそう!なんでわかるの〜?」と不思議に思いつつもやっぱり安心しました。

トラウマさんの症状って本当にユニークなんです。だから、ご本人も「なんでこんな反応になるの?」と不思議なことが多い。でも、身体感覚を通じて感じてみると「あ、これって麻痺しかけてるってことだな〜」とか検証できるんです。

ちょっとした4DX(体感付き映画館)みたいで楽しいです。

受け取って流す

このような身体レベルの共感は、FAPの楽しさの一つです。「お~これか~!」と分かっただけでも、お互いの心が軽くなる、そんな実感があります。

実は、この身体レベルの共感による癒しメカニズムを利用して、FAP療法って生まれたんですよね。どんどん進化して今の摩訶不思議な形に至ったわけですが、根本はシンプルなのかな~と感じます。

トラウマの不快をフィードバックしていただいて、私は水を飲んでそれをトイレに流す。(ジャバー!)
実はそれがトラウマ治療と称してやっていることだな~って思っています。
トイレを流す時、トラウマさんさようなら~って思って見送ってます。笑


今のこの方には、もう必要のないものです。
今までありがとう、さようなら~!

 

ケースは加工して掲載しており実際のものとは異なります


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