ゆるんでいく日々

心理カウンセラー原口実紅のブログ

遺伝子探偵のトラウマ事件簿〜実録・FAP療法ってこんなだよ〜

神奈川・湘南の心理カウンセリング、心理療法FAPでのトラウマ治療

こんにちは!大嶋信頼先生開発「心に聞く」&「FAP療法トラウマ治療」専門の心理カウンセラー原口実紅です。

普通のカウンセリングと違う?

先日クライアントさんが、「心理療法FAPでのカウンセリングって普通の心理カウンセリングと雰囲気が全然違いますね〜!」とおっしゃっていたんです。

普通の心理カウンセリングのイメージって「自分のことをとにかく話して、悩みとかを聞いてもらって、スッキリする」って感じですよね。

もちろんFAPカウンセリングでもそういう側面はあるんですけど「ただ聞く」だけじゃなくて、カウンセラーがやってることが探偵みたいなんですよね〜!

と言っても伝わらないような気がするので、実際のケースをご紹介します!!

 

実際のケース

ある女性が「些細なことでいちいち落ち込んで、時間が経ってから思い出して悲しくなって、泣いてしまうんです」という症状を相談されました。

具体的にどんなことで落ち込むのかということを聞いていくと、本当に些細なことなんです。「上司の書類の渡し方が、いつもよりそっけなかった気がして」など、ご本人も不思議そうに「なんでこんなに些細なことで泣くんだろう?」と首をひねっていらっしゃいます。

 

この症状について、心に聞きいていきます。(心に聞くについてはこちら

実は、女性のお話をうかがっている時から頭に浮かんでいたのがPMS月経前症候群)です。あの時期特有の、些細なことでどうしようもなく落ち込んでしまうあの感覚が思い出されます。しかし時期に関係なく常にその症状は起こるとのこと。さらに、その方はPMS無いというんです。

PMSじゃないなら、似たような症状で更年期(実際の更年期ではなく更年期に関連する遺伝子がONになっている可能性を考えています)かなぁ?と仮説を立てて、心に聞いていただきます。

 

心に聞くを使って仮説を確認する

「心よ!この症状は、更年期に関係してますか?」

「していない!」

(バッサリー!!)

「心よ!じゃあこの症状は、ホルモンバランスが関係していますか?」

「それはしている。女性特有のホルモンです。」

(更年期は違うのに女性特有のホルモンなの?)

ここで女性ホルモンの中でも何が関係しているのかを聞いていきます。

「心よ!それはエストロゲンですか?」「違う!」

「心よ!それはプロゲステロンですか?」「それは関連している。」

おおー!心に聞くって便利ですよね♪

そういえば、この方は女性ホルモンに作用するといわれているサプリメントを服用していると言っていたな…まさかそれが関係しているのか!?(それだ〜〜〜〜!)

「心よ!サプリの影響ですか?」

「違います。」

まあこんな感じで、仮説を立てては心に却下される日々。でも「女性ホルモン」だしな〜と、ダメ元で更年期関連の遺伝子を唱えてもらいます。

「どうですか?」

「う〜ん、ちょっと変わったかな?」

「心に、これでいいか確認してもらえますか?」

「はい。『もっといいのがある』と言っています。」

やっぱり〜!

 

難解なクイズ

でもプロゲステロンは関係しているんだ。エストロゲンじゃなくてプロゲステロンだけが関係しているのよね…で女性ホルモン系だけど、PMSはないし更年期ではない…。

え〜なんだろう?子宮筋腫とかそっち系?はぁ〜このクイズ、全然わかんない!

あたまが真っ白になったところで気を取り直してとりあえず「プロゲステロン」に関係している遺伝子を検索してみす。

「あ!これ見覚えあるぞ!」と、ある遺伝子が目に入りました。確か女性ホルモンと直接関係なかったように思うんだけど、と思いながらも、試してみたくなりその遺伝子を「〇〇の還元」の形で7回、唱えてもらいます。

「どうですか?」

「あれ?なんか、元気になりました!」

え~!そうなの?ビンゴ?と驚きながらも、女性は嬉しそうに「ぴんぴんしてるって感じです!」とおっしゃってくださいました。心も「これこれ!」と言っています。

 

犯人は…低血糖!?

実はそれ、インスリン関係の遺伝子だったんです。

女性ホルモンの一種であるプロゲステロンは、インスリン抵抗性を上げるという働きがあったんです!で、この影響で「機能性低血糖症」に陥りやすくなるんです。

機能性低血糖はメンタルにも影響し「イライラ、不安、落ち込み、 怒りの爆発、涙脆い」などの症状を引き起こすとされています。

プロゲステロンセロトニンの減少にも関係していて、普通はPMSといえばセロトニン減少で「憂うつ」になると説明されるのが一般的ですが、インスリンの遺伝子がヒットしたということは「低血糖」で悲しくなっていたのかも?と思うと、面白いです。

プロゲステロンからのぉ〜〜〜?」と心にお題を出されたような気分です。

 

そういえば、この女性は「甘いものやお菓子が好きで良く食べる」とおっしゃっていました。糖分の過剰摂取も「機能性低血糖」を引き起こします。

もしかして、その時ではなくて「時間が経って」涙が出るほど悲しくなるのは、おやつや食事など糖分が高いものを食べた後に「機能性低血糖」が起き、その時に些細な出来事を思い起こして涙が出てしまうという症状につながっていたのかも~!

となると女性ホルモンというよりはインスリンの働きの安定の方が合っていてこの遺伝子コードがぴったりなのかもしれません!

f:id:micu_h:20161230164958p:plain

まとめ

心に聞くって本当に便利だし、遺伝子コードによるトラウマ治療って本当に楽しい♪

毎回、心やクライアントさんの身体反応「からのぉ〜〜〜?」と格闘しています!勉強になるし、無意識療法FAPって本当に面白いです。

 

おしまい

このケースはクライアントさんの許可を得て加工して掲載しています。
本文中の記載内容は全て、臨床を通じたカウンセラーの仮説です。

 

FAP療法のカウンセリング

リベレスタセラピールームでは最新のトラウマ治療<FAP療法>を使った心理カウンセリングを提供しております。神奈川県・二宮オフィスでの直接面談だけでなく、スカイプなどの通信面談にも対応しております。

<受付時間>
受付時間