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ゆるんでいく日々

心理カウンセラー原口実紅のブログ

間違い探しがやめられない!何を見ても指摘してしまう理由&脳内のダメ出しをやめる方法

みくコラム トラウマさん 心にきく FAP
神奈川・湘南の心理カウンセリング、心理療法FAPでのトラウマ治療

こんにちは!大嶋信頼先生開発「心に聞く」&「FAP療法トラウマ治療」専門の心理カウンセラー原口実紅です。

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コラム「トラウマさんのありがちパターンかいけつファイル」をお届けしま〜す。

今回は「人にも自分にも厳しい!指摘中毒」をテーマにお送りします。「人の振る舞いや自分の振る舞いに、脳内で指摘(粗探し・ダメ出し)が止められない~!」という症状にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください

 

 

ダメなところばかりが目につくのは、指摘中毒?

上手くいった、よかった、という時にも、ついつい「改善点はないかな?」とか「ここはもっと工夫できたのではないかな?」と悪い点を探してしまう。自分に対しても、人に対しても、パーフェクトな人はいませんから「ここがパーフェクトじゃないな」とついつい頭の中で間違い探しをしてしまう。

これらはいわゆる「粗探し」な状態ですが、これがクセになっているなら、やめようと思ってもなかなかやめられない指摘中毒になっている可能性があります。

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指摘中毒の特徴1:頭の中でダメ出しが止まらない

人の話を聞いていると「えっ、それってあなたが悪いんじゃないの?」と矛盾に気づいて脳内でツッコんでしまう。雑誌やテレビで人の意見を見たり聞いたりしても「この人ってアホだな~」とついつい批評してしまう。自分の行動にもいちいち「これってこうした方が良かったのに、なんでできなかったの?」などと厳しいツッコミを入れてしまう。指摘中毒の人は、自分にも他人にも間違いや矛盾を見つけ出すことができてしまうので、頭の中がいつも忙しい状態です。

指摘中毒の特徴2:完璧主義

指摘中毒の人って簡単に言えば完璧主義なんです。けれども本人にとってはそれが当たり前になっているので、自覚はないかもしれません。心の中にはいつもパーフェクトな状態があって、世界がそのように構成されてないと、間違いを発見して指摘してしまう。本人も不快なのはわかっているけれどもやめられない。完璧なところは、それが当たり前なので「良かった」という感覚はありません。当たり前なので、目に入らないのです。

 

指摘中毒のメカニズム

大きく足元を崩される感覚

指摘中毒の人には、どっしりとした安定感がありません。どちらかというと、いつも落ち着かない雰囲気で、浮ついている感じがします。なぜかというと「自分が小さな危機に対処できなければ後々、大きく足元を崩される」という感覚があるからです。この感覚が根深くあるために、小さな間違いや欠点でも、その人にとっては非常に切迫感があります。

人からすると「そのくらいの間違いや、奇妙さや、矛盾や、欠点は、どこにでもあるし気にならない」わけですが、指摘中毒の人は小さな芽を摘んでおかなければ、と常に周囲を警戒し、目を配る必要があるんです。

ダメ出しばかりしていたり、粗探しばかりしている人というのは一般的に敬遠されます。指摘中毒の人はそのことをわかっていることが多く、たいていの人は指摘を表現しません。しかし、頭の中での指摘(粗探しやダメ出し)を止めることが、なかなかできないのです。

これは「危機意識」が壊れてしまっていて、なんでもない日常が「間違いを発見して改善しないとやばい」という緊張感ある状態に感じられているからです。

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指摘中毒になっている場合は、「指摘(粗探し・ダメ出し)」を意識的にコントロールしようとしても難しいです。なぜかというと、「指摘していることを、指摘している」状態になるからです。「あ、またダメ出ししちゃったぞ!」という「ダメ出し」になってしまうのです。

さらに、無理に「私も頑張っているんだし」とか、「あの人も素敵な人なんだし」とアファメーションしてみても、それが本当のことには思えず、虚しくなってしまいます。

 

指摘中毒を治しダメ出しをやめる方法

指摘をストップするために無意識を使おう!

意識的にコントロールが難しい症状に対しては、人間の「無意識」を使うのが効果的です。

心理学の現代催眠では、意識の自分と無意識の自分がいると考えます。指摘中毒の場合は、危機意識が壊れている=無意識の自分が自分を守るために指摘している、と考えるのです。なので、無意識の自分に「ここは安全なんだよ~!」とわかってもらうのが一番です。

 

私のオススメは、無意識療法FAPを使って改善する方法です!FAP療法の中でも、自分でいつでも簡単にできる方法をご紹介しちゃいます☆

 

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心に聞く

FAP療法の中でも「心に聞く」というテクニックは、ご自分でどんな時でも簡単に実践できるテクニック。自問自答の最初に「心よ!」というタグをつけるだけで、<無意識にいる自分>との会話ができちゃう便利なツールです!

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やり方は簡単。「心よ!私を助けてくれますか?」と自問してみてください。「はい」とか「もちろん」と聞こえた方は、その答えが<無意識にいる自分>からのお返事です。

もし「いやだ」とか「シーン(無言)」とか、もやもや~とした感覚が帰ってきた場合は、心との間に邪魔がある時です。「心よ!私と心の間に邪魔はありますか?」と聞いてみてください。そして、邪魔がありそうだったら「心よ!その邪魔を排除してください」とお願いして、もう一度最初の質問を、聞いてみてください。

 

心に聞いて、指摘中毒をやめる方法

心とのコミュニケーションが取れるようになったら、さっそく本題に入りましょう!そのテクニックを使って指摘をなくす方法をご紹介します。

ポイントは、1指摘事項の少ない環境で、2雑談をする、という2点です!

方法 

  • 刺激の少ない一人の環境になりましょう。オススメはお風呂やトイレです。
  • 初めに「心よ!私を助けてくれますか?」と聞きましょう。邪魔がある時は、無意識の自分に排除してもらってください。
  • 友人に世間話をするように心に対して雑談をしましょう。「今日さ〜、こんなことがあったんだけど、どう思う?」などです。(指摘中毒については触れる必要はありません。)

 

このように、一見、無意味に見える会話を、刺激の少ない安全な空間で、心とすることを習慣づけてください。心(無意識の自分)が、あなたにぴったりの「危機スイッチ」をオフにする言葉を返してくれます!

 

「心に聞く」はシンプルかつ奥深いメソッドで、知れば知るほど面白いです。極めてみたい方には、こちらの記事もオススメです。

<無料ご提供記事>「心に聞くゼミ」 全10講
”心に聞く”の背景・理論・実践をまとめました!
(2016年に開催していたワークショップを記事にしたものです)

 

指摘中毒とトラウマの関係

指摘中毒の人は、そもそもなぜ「なんでもない日常」を「危機が潜む緊張感のある日常」だと認識しているのでしょうか?

実はそこにはトラウマ(心的外傷)という要因が隠れている場合があります。

緊張感のある家庭環境

トラウマ治療というのは戦後の兵士たちを治療するために研究され始めた分野です。戦場ではいつ死ぬかわからない危機的シーンが連続しています。それが心の傷となり、帰還しても平和な日常が戦場のように感じられ、身体反応(過度の緊張、睡眠障害、暴力性など)が起こり、生活に支障をきたしてまう症状を治療したかったのです。

この場合、指摘中毒も、大げさに言えば兵士の身体反応と同じ現象だと考えます。例えば、厳しい家庭環境(間違いが許されなかった緊張感のある家庭や、礼儀やしつけを重んじる家庭暗黙のルールがあるカルト的な家庭など)で育った場合は、培われた「危機意識」がそのまま大人になっても残り、止まらないダメ出しの指摘中毒となって、日常を妨害するのです。

 

そんな方には、心に聞くからさらに一歩進んで、短期間で、根本的に指摘中毒をなおす方法をお勧めします!それがFAPカウンセリングでの治療です。

 

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トラウマ治療って何をするの?

基本的には、トラウマが原因になっている脳の過覚醒(危機意識が壊れてしまっている状態)を沈静化させる治療になります。(過去を掘り下げる必要はありません)沈静化により「ここは安全だ~!」と心から思えるようになり、必要以上の指摘やダメ出しが「湧いてこない」状態になります。

また過去のトラウマが原因で、特有の遺伝子の性質(例えば攻撃性、強迫性など)が暴走している場合がありますので、その場合は暴走を止めるための治療を行います。

この2方向からの治療により、指摘中毒というやっかいな症状が自然と消え、「あれ、そういえば最近全然頭の中がうるさくないな」という状態になります。

 

カウンセリング詳細はホームページをご覧ください。

kokoloyo.strikingly.com

 

今日は、トラウマさんシリーズ、「指摘中毒」についてお届けしました。

トラウマさんにありがちパターンのかいけつファイル、次回もお楽しみに~☆

 

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シリーズの他の記事はこちら

 

FAP療法のカウンセリング

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