ゆるんでいく日々

心理カウンセラー原口実紅のブログ

考えるのがやめられない!思考中毒のメカニズムと、考えるのをやめる方法

神奈川・湘南の心理カウンセリング、心理療法FAPでのトラウマ治療

こんにちは!大嶋信頼先生開発「心に聞く」&「FAP療法トラウマ治療」専門の心理カウンセラー原口実紅です。f:id:micu_h:20161212094129p:plain

コラム「トラウマさんのありがちパターンかいけつファイル」をお届けしま〜す。

今日は「考えるのがやめれない!思考中毒」をテーマにお送りします。「考えるのがやめられない!とまらない!」現象にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください☆

 

 

考えが止まらないのは思考中毒になっている?

みなさんは普段どれくらい考え事をしていますか?

仕事の時、勉強の時など、考えることが必要なシーンはあります。

しかし、考えるのをやめたいのに、やめれらない!頭の中でずーっと「あーでもないこーでもない」と考え事をしてしまう!そんな人は、もしかしたら「思考中毒」になっているのかもしれません。

 

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思考中毒の特徴1:何も考えずみんなと楽しめない

思考中毒になっている人は「自分は考えるのが好きだ・得意だ」という自覚があることが多いです。周りの人に比べて、物事を深く考えたり、難しいことや、結論の出ないことを考えるのが好きだという場合…実は「思考すること」で快感物質が出ていて、思考中毒になっている可能性があるんです!!

気持ちいいなら問題はないのでは?と思われるかもしれませんが、この思考中毒になっていると、さまざまな弊害があります。例えば誰かと一緒に「何も考えず楽しむ」ということができなくなってしまうのです。思考を止めたいがために、お酒を飲まないといけなかったり…という弊害も発生することがあります。

 

思考中毒の特徴2:不快なことが頭をぐるぐるする

家で一人でいる時も、今日あった出来事や、人から言われた言葉について、「えーどうすればいんだろう」「なんでこうなっちゃったんだろう」「あの人なんであんなこと言ったんだろう」「これをどうにかしなきゃ」「こんな私ってどうなんだろう」などと問題や課題についてずっと考えてしまうのも特徴です。その状態に陥ってしまうと、今やるべきことや、やりたいことに集中できなくなってしまい、頭の中ばかりが忙しくなってしまうのです。

 

思考中毒のメカニズム

わからないと気持ちが悪い!

なぜ、考えることがやめられないのでしょうか?それは前提として「考えればわかるはず」という信念があります。そして「わからない」状態がとても気持ち悪く、「なんで?」と考えることでそれを理解しようとします。不快な出来事が起こった時でも、それに対する解決策や改善策を考え続けてしまうのです。

考えても解決しない

しかし実は、不快は考えても解消できません。しかし、考え続けることで脳内に出る快感物質により、不快が緩和されたように感じてしまうことが厄介です。気がかりなこと、不快なことが起こったとき、考えることで解決しようとして、快感物質が出る。そうすると、逆に”考えるため”に、不快なことや気がかりなことを探してしまうという脳の癖がついてしまいます!

こうなってしまうと、意識的に「考えるをやめよう!」と思っても、不快が起これば自動的に考え続けてしまうようになるのです。

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思考中毒の原因は、脳についてしまった癖であり、努力で思考を止めようと努力してもあまり効果はありません。

 

考えグセをなくす方法

考えるのをやめるために無意識を使おう!

今回のように脳の快感物質が関係しているような、意識的にコントロールが難しい症状に対しては、人間の「無意識」を使うのが効果的です。

 

私のオススメは、無意識療法FAPを使って改善する方法です!ここでは、FAP療法の中でも、自分でいつでも簡単にできる方法をご紹介しちゃいます☆

 

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心に聞く

FAP療法の中でも「心に聞く」というテクニックは、ご自分でどんな時でも簡単に実践できるテクニック自問自答の最初に「心よ!」というタグをつけるだけで、<無意識にいる自分>との会話ができちゃう便利なツールです!

 

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やり方は簡単。「心よ!私を助けてくれますか?」と自問してみてください。「はい」とか「もちろん」と聞こえた方は、その答えが<無意識にいる自分>からのお返事です。

もし「いやだ」とか「シーン(無言)」とか、もやもや~とした感覚が帰ってきた場合は、心との間に邪魔がある時です。「心よ!私と心の間に邪魔はありますか?」と聞いてみてください。そして、邪魔がありそうだったら「心よ!その邪魔を排除してください」とお願いして、もう一度最初の質問を、聞いてみてください。

 

心に聞いて、考えるのをやめる方法

では、さっそく本題です!心とのコミュニケーションが取れるようになったら、そのテクニックを使って思考中毒を止める方法をご紹介します。

不快な時に、以下の手順を行うだけです!

  1. 不快な時に「心よ!この不快は私のものですか?」と無意識の自分に聞いてみる。
  2. 「心よ!邪魔を排除してください!」と不快な感覚が消えるまでお願いする。
  3. 不快なことが起きたら、また1、2の手順を繰り返す。

このように、不快が起こった時に、繰り返し繰り返し、無意識の自分と会話するようにすること。いつでも無意識の自分とコミュニケーションをすることで、今まで不快=自動的に意識で考える!となっていた条件づけを、緩和していきます!!

 

「心に聞く」はシンプルかつ奥深いメソッドで、知れば知るほど面白いです。極めてみたい方には、こちらの記事もオススメです。

<無料ご提供記事>「心に聞くゼミ」 全10講
”心に聞く”の背景・理論・実践をまとめました!
(2016年に開催していたワークショップを記事にしたものです)

 

思考中毒とトラウマの関係

そもそも思考中毒の人は、なぜ考えることが大好きになってしまったのでしょうか?昔から「考える」のが大好きで、考えるのがやめられなかった~!という方の中には、トラウマ(心的外傷)が関係している場合があります。

自分を痛みから切り離す

トラウマというのは、恐怖や痛みを伴う不快体験のことです。恐怖や痛みを感じるのは、誰だって嫌なもの。そのため、このような体験すると、人はさまざまな方法でそれを感じないように回避します。

この回避の一つの方法が「なんで?」「どうして?」と考えることなんです。

ショックな出来事が起こった時でも、「なんでだろう?」と考えることで、自分を痛みから切り離すことができます。そしてこの防衛本能とも言える働きが、そのあとも残ってしまい、「考えるのがやめられない~!」という現象につながるのです。

 

そんな方には、心に聞くからさらに一歩進んで、短期間で根本的に思考中毒をなおす方法があります!それがFAPカウンセリングでの治療です。

 

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治療って何をするの?

根っこにある記憶(考えてしまう原因にある出来事)とそれに伴う感情を処理していきます。ただし過去の出来事を思い出す必要や、掘り下げる必要は一切ありません。治療は全て無意識下で行われていきます。

考えてしまう原因にある出来事を適切に処理すると、回避(=考える)する必要がなくなりますので、思考中毒は治ってしまいます。何か不快が起こった時でも、それに対して自動的に考えるという条件付けは取れて、その場で感情を表現したりと適切に対応できます。考えないのに色々なことができるようになり、考えないで楽しんだり、やりたいことができるようになっていきます。

 

カウンセリング詳細はホームページをご覧ください。

kokoloyo.strikingly.com

 

今日は、トラウマさんシリーズ、「思考中毒」についてお届けしました。

トラウマさんにありがちパターンのかいけつファイル、次回もお楽しみに~☆

 

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