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ゆるんでいく日々

心理カウンセラー原口実紅のブログ

コントロールできない怒り!イライラ!怒り中毒のメカニズムと、怒りをコントロールする方法

神奈川・湘南の心理カウンセリング、心理療法FAPでのトラウマ治療

こんにちは!大嶋信頼先生開発「心に聞く」&「FAP療法トラウマ治療」専門の心理カウンセラー原口実紅です。

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コラム「トラウマさんのありがちパターンかいけつファイル」をお届けしま〜す。

今日は「コントロールできない!怒り中毒」をテーマにお送りします。困った感情「怒り」にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください☆

 

 

怒りが止められないのは、怒り中毒なのかも?

思い通りにならない時や理不尽な目にあった時、私たちはどうしても怒りを感じてしまいますよね。その中でも、ちょっと異常かな?と思うほど怒ってしまう時や、些細なことでもイライラしてしまって大変な思いをしている時は、もしかして「怒り中毒」になっているのかもしれません。

 

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怒り中毒の特徴1:後からぶり返す怒り

会社で上司にされた理不尽な仕打ち、家族と出がけにした喧嘩。その場で怒りを感じるというよりは、時間をおいてから我慢ならないような怒りが湧き上がってきてしまう。そんな経験はありませんか?

今ここで起きる出来事ではなく、過去に対して言われたことされたことを思い出して怒りが湧いてきてしまう。このような「時間差・怒り」「思い出し・怒り」が、実は怒り中毒の一つの特徴なのです。

 

怒り中毒の特徴2:不自然なほど腹が立つ

普段は怒りを表に出さないようにしていても、家族や恋人に対しては、頭に血が上って大爆発してしまう。相手の一挙手一投足に対して無性に腹が立ってどうにも暴れたくなってしまう。こんな激しい怒りに身に覚えがあるなら、それは怒りの中毒になっている可能性があります。

そして、この怒り、実は感情の表現というよりは、発作の症状のようなものなんです。

 

怒り中毒のメカニズム

適切に怒りを表現できない

怒りの感情は、普通であれば時間の経過とともに落ち着くものです。ムカッとする出来事が起こってもその後しばらくすると怒りは消えてしまいます。しかし怒り中毒の場合は、怒りが持続します。なぜかというと怒りを適切に表現できないからなのです。

まずは<時間差・怒り><思い出し・怒り>は、その場で怒りを表現できないことが原因で起こってしまいます。何か嫌なことが起こったその瞬間、普通の人であれば「なにをー!」と怒りが湧き、表情、態度や言葉で表現します。しかし怒り中毒の人は嫌なことが起こった時は、「頭が真っ白になる」「怖くて固まってしまう」という現象が起きるんです。そして、家に帰って落ち着いた時などに、急激に怒りが湧いてきて、猛烈な怒りは伝えることができないまま、頭の中をぐるぐるしてしまう。

また、制御できないような激しい怒りは、専門的な言葉を使うと退行現象として説明できます。怒っているときのあなたは大人のあなたではなく、小さな子供と同じような感覚になってしまっているのです。これは、怒りを適切に表現できなかった過去が関係している場合があります。その時の「怒りたいけど怒れなかった!」という怒りが、別のことをきっかけにして表に出てきて爆発してしまう。怒っているのは今の現象に対してではなく、実は、過去の理不尽な体験に対してなのです。そのため、何をみても腹がたつ!という状態になってしまうこともあります。

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怒り中毒になっている場合は、「怒り」を意識的にコントロールしようとしても難しいです。「怒り」を表現できないことが問題なのに、さらにその怒りを表現しないようにとコントロールしようとすると、余計に怒り中毒が悪化する場合すらあるのです。

 

怒りをコントロールする方法

怒りをコントロールするために無意識を使おう!

意識的にコントロールが難しい症状に対しては、人間の「無意識」を使うのが効果的です。私のオススメは、無意識療法FAPを使って改善する方法です!心理学の現代催眠では、意識の自分と無意識の自分がいると考えます。そして、過去の記憶を知っている無意識の自分が、自分を守るために「怒りを出している」と考えるのです。

ここではFAP療法の中でも、自分でいつでも簡単にできる方法をご紹介しちゃいます

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心に聞く

FAP療法の中でも「心に聞く」というテクニックは、ご自分でどんな時でも簡単に実践できるテクニック。自問自答の最初に「心よ!」というタグをつけるだけで、<無意識にいる自分>との会話ができちゃう便利なツールです!

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やり方は簡単。「心よ!私を助けてくれますか?」と自問してみてください。「はい」とか「もちろん」と聞こえた方は、その答えが<無意識にいる自分>からのお返事です。もし「いやだ」とか「シーン(無言)」とか、もやもや~とした感覚が帰ってきた場合は、心との間に邪魔がある時です。「心よ!私と心の間に邪魔はありますか?」と聞いてみてください。そして、邪魔がありそうだったら「心よ!その邪魔を排除してください」とお願いして、もう一度最初の質問を、聞いてみてください。

 

 

心に聞いて、怒り中毒を治す方法

さあ、本題に戻りましょう!心とのコミュニケーションが取れるようになったら、そのテクニックを使って怒り中毒を治す方法をご紹介します。

ポイントは、怒っている時は、なかなか無意識の自分と会話がするのが難しいため、怒っていない時に、無意識の自分とのつながりを強化しておくことです!

<つながりの強化方法>

  1. 初めに「心よ!私を助けてくれますか?」と聞きましょう。邪魔がある時は、無意識の自分に排除してもらってください。
  2. 過去にあった怒るような出来事に対して、「心よ!あの不快な出来事について私にできることはありましたか?orありますか?」と無意識の自分に聞いてみましょう。
  3. モヤモヤがある時は、いつでも「心よ!邪魔を排除してください」「心よ!本来の自分に戻してください」と無意識の自分とコミュニケーションをしましょう。

この3つを習慣づけることで、意識的に怒りを押さえつけるのではなく、無意識の自分と仲直りして怒りを適切に表現できるようになっていきますよ〜〜!

 

「心に聞く」はシンプルかつ奥が深いメソッドで、知れば知るほど面白いです。極めてみたい方にはこちらの記事もオススメです。(2016年に開催していたワークショップを記事にしたものです)

<無料ご提供記事>「心に聞くゼミ」 全10講
”心に聞く”の背景・理論・実践をまとめました!

 

怒り中毒とトラウマの関係

怒り中毒の人は、なぜ適切に怒りを表現できなくなってしまったのでしょうか?原因の中には、トラウマ(心的外傷)が関係している場合があります。

怒りを表現できなかった過去

例えば、怒りを表現したり、怒りをぶつけてしまったら、自分を世話してもらえなくなる!と養育者に対して感じたことがあったりすると、自ら怒りを表現できないようにしてしまうこともあります。

また、嫌な目にあっても「自分が悪かったからだ」と自分を守るために思う必要があった時、本当に感じていた怒りを表現するきっかけを失います。そのようなことの一つ一つが心の傷となり、怒りを表現することができず、ずっと怒り続ける怒り中毒になってしまっている場合があります。

そんな方には、心に聞くからさらに一歩進んで、短期間で根本的に怒り中毒をなおす方法があります!それがFAPカウンセリングでの治療です。

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治療って何をするの?

まずは、怒りを適切に表現できるようにします。過去に自ら壊してしまった怒りを表現するための回路を回復させていきます。同時に、怒りの原因になっている「本当は怒っている!」という体験を癒していきます。と言っても、過去の出来事を思い出す必要や掘り下げる必要は一切ありません。過去の「怒り」のみにピンポイントに焦点を当て、それをガス抜きのように処理していきます。

治療が進むと「あれ?そもそも怒りがわかない!」という状態になっていきます。また、本当に不快な時や反論したい時も冷静に自分の言葉で伝えられるようになるので、持続するほどの怒りに悩まされることもなくなっていきます。

 

>> FAPカウンセリングの詳細はホームページをご覧ください☆

kokoloyo.strikingly.com

 

今日は、トラウマさんシリーズ、「怒り中毒」についてお届けしました。

トラウマさんにありがちパターンのかいけつファイル、次回もお楽しみに~☆

 

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シリーズの他の記事はこちら

 

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