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ゆるんでいく日々

心理カウンセラー原口実紅のブログ

何をしてもなくならない不安に!不安のメカニズムと、不安をなくす方法。

トラウマさん FAP みくコラム 心にきく
神奈川・湘南の心理カウンセリング、心理療法FAPでのトラウマ治療

こんにちは!大嶋信頼先生開発「心に聞く」&「FAP療法トラウマ治療」専門の心理カウンセラー原口実紅です。

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本日はコラム「トラウマさんのありがちパターンかいけつファイル」をお届けしま〜す。初回の今日は「不安になるのがやめられない!不安中毒」をテーマにお送りします。しつこい「不安」にお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね☆

 

いつも不安でいっぱい、それは不安中毒?

生きていれば誰しも、ちょっと不安になることや、心配になることはあると思います。しかし、いつも何かの不安が頭にあって消えることがないとか、不安がありすぎて日常生活が楽しくなくなってしまう状態なら、もしかして「不安中毒」になっているのかもしれません。

 

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不安中毒の特徴1:漠然とした不安

不安を感じている時に「具体的に何が不安なの?」と聞かれて返答に困ってしまう。そんな漠然とした不安が、不安中毒の特徴です。「特定の何かが心配」という状態ではなく、「ただ”不安”がある」状態になってしまうのです。

また特定の何かが心配だったとしても、その何かが漠然としている場合もあります。「お金が心配」の「お金」というのは漠然としていますね。「将来が心配」の将来も漠然としています。

これは逆に言えば、漠然としたものを心配し続けることで、常に不安を摂取できるからなんです。常に不安を摂取するためには、その不安を解消できるものにしたらいけないので、不安自体をぼんやりと、漠然とさせる必要があるのです。

 

不安中毒の特徴2:気がついたら不安になっている

その場その場で変わる不安というのもあります。一つの不安が解消したら別の不安が出てくる。一つの不安から注意を逸らすことができても、新しい不安の対象が出現する。もぐらたたきのように、次から次へと潰しても潰しても、不安なことが湧き出てくる状態で、常に<何かの不安>は、頭の片隅にひっかかっている状態です。

これはどんな状態かというと<不安がないことが不安>な状態です!

不安がないと、そわそわして、落ち着かない状態になってしまうんですね。だから、無意識に次の不安を探してくるのです。まさに、アルコール依存と同じように、体が不安を求めているような感じです。

 

不安中毒のメカニズム

脳の過覚醒

そもそも通常、不安は危機回避のために必要な心理です。気がかりなことがある時、脳の扁桃体という部分が活発に働き、ストレスホルモンを出して不安になることで、その気がかりなことに対して戦ったり逃げたりすることができるのです。通常であれば、気がかりなことが過ぎればストレスのない状態に戻ります。

しかし不安中毒の場合は、この扁桃体が過覚醒状態になってしまっているんです。なぜかというと、不安中毒の人の頭の中は常に「敵がいるかもしれない!」という状態だからです。もし、不安がなくなったら、敵にやられてしまいます。そして敵にやられることは、生存に関わるとても大きな恐怖です。

そのため自分を守る盾「不安(=脳の過覚醒)」がないと不安という、不安中毒な状態が発生します。

 

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原因は脳の過覚醒であり「不安そのもの」なので、不安の対象をなくそうと努力しても、あまり効果はありません。

意識的に脳の過覚醒をコントロールできたらいいのですが、難しいです。

 

不安をなくす方法

不安をなくすには無意識を使おう!

このように、意識的にコントロールが難しい症状に対しては、人間の「無意識」を使うのが効果的です。

私のオススメは、無意識療法FAPを使って改善する方法。なぜなら、脳の過覚醒を引き起こしているのは「意識のはたらき」だから。強くなりすぎた「意識のはたらき」を弱めるためには、「無意識のはたらき」を強めるのが効果的なんです。

ここではFAP療法の中でも自分でいつでも簡単にできる方法をご紹介しちゃいます

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心に聞く

FAP療法の中でも「心に聞く」というテクニックは、ご自分でどんな時でも簡単に実践できるテクニック。自問自答の最初に「心よ!」というタグをつけるだけで<無意識にいる自分>との会話ができちゃう便利なツールです!

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やり方は簡単!

「心よ!私を助けてくれますか?」と自問してみてください。「はい」とか「もちろん」と聞こえた方は、その答えが無意識にいる自分からのお返事です。

もし「いやだ」とか「シーン(無言)」とか、もやもや~とした感覚が帰ってきた場合は、心との間に邪魔がある時です。「心よ!私と心の間に邪魔はありますか?」と聞いてみてください。そして、邪魔がありそうだったら「心よ!その邪魔を排除してください」とお願いしてもう一度最初の質問を聞いてみてください。

 

 

心に聞いて、不安をなくす方法

さあ、本題に戻りましょう!心とのコミュニケーションが取れるようになったら、そのテクニックを使って不安をなくす方法をご紹介します。

  1. 初めに「心よ!私を助けてくれますか?」と聞きましょう。邪魔がある時は、無意識の自分に排除してもらってください。
  2. 「心よ!この不安をなくすために、私に何ができますか?」と、無意識の自分に聞いてみてください。
  3. 無意識の自分から返ってきた答えを、実際に行動します。(例:お風呂に入る、走る、爪を揉む、など)

不安になった時はいつでも「心よ!そこにいますか?」「心よ!私を助けてくれますか?」と無意識の自分とコミュニケーションをすることで、強くなりすぎた意識の働きはだんだんと、治っていきますよ〜。

 

「心に聞く」はシンプルかつ奥が深いメソッドで、知れば知るほど面白いです。極めてみたい方にはこちらの記事もオススメです。(2016年に開催していたワークショップを記事にしたものです)

<無料ご提供記事>「心に聞くゼミ」 全10講
”心に聞く”の背景・理論・実践をまとめました!

 

不安中毒とトラウマの関係

不安中毒の人は、そもそもなぜ脳の過覚醒が起こっているのでしょうか?もちろん一概には言えず、過度にストレスフルな環境におかれているとか、色々な原因があります。中でも、普通の生活しているのに、不安中毒になっている気がするという方の中には、トラウマ(心的外傷)が関係している場合があります。

不安の原因は過去の恐怖

トラウマが原因となっている場合は、不安によって回避しようとしてる「敵」は過去の恐怖記憶です。それが脳の中から消えないために、脳が過覚醒しなきゃいけない、いつも恐怖に備えないといけない、というメカニズムです。

そんな方には、心に聞くからさらに一歩進んで短期間で根本的に不安中毒をなおす方法があります!それがFAPカウンセリングでの治療です。

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治療って何をするの?

脳の過覚醒を引き起こす原因になっている、恐怖自体をどんどん取り除いてきます。といっても、過去の出来事を思い出す必要や、掘り下げる必要は一切ありません。恐怖記憶が整理されることで、不安になる必要自体がなくなってしまいます。

治療が進むと、不安によって見えなくなっていた自分の感覚や自分の気持ちが、自分でちゃんとわかるようになります。そして、心配事やトラブルがある時にも、冷静に対応できるようになります。不安が起こっても長く続きません。

 

FAPカウンセリングの詳細はホームページをご覧ください

kokoloyo.strikingly.com

 

今日は、トラウマさんシリーズ初回、「不安中毒」についてお届けしました。

トラウマさんにありがちパターン、次回もお楽しみに~

 

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シリーズの他の記事はこちら

 

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