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ゆるんでいく日々

心理カウンセラー原口実紅のブログ

人に支配されない脳をつくる31日間ワークブック【30日目(第5週・2)】

31日間ワーク
神奈川・湘南の心理カウンセリング、心理療法FAPでのトラウマ治療

今週のテーマ「やりたいこと」 

 

ワーク30:今後やりたいこと

1、あなたがやってみたいことを5個かいてください。

すぐにやってみたいことでも、近い将来やってみたいこと、やりたい仕事など。

  1. ______
  2. ______
  3. ______
  4. ______
  5. ______ 

 

 

2、やっぱり、確認しましょう!それぞれ聞いてみてください。

心よ!私は本当に____がやりたいですか?

 

3、2がYESだったものについてさらに聞いてみます。

心よ、私は___がやりたいって思うのはなんで?

 

今日のワークは以上です。

そして、このテーマも実は今日で最後。

 

明日のワークは、最後のワークです。

お楽しみに^^

 

コラム:やりたいことってなんだろな?

受動意識仮説

受動意識仮説って、聞いたことありますか?

慶應義塾大学大学院教授の前野隆司さんが提唱している仮説です。

この方はロボット工学の研究者で、

人間の意識についてこんなことを言っているんです。

「意識がやっていることは、

無意識がやってくれたことを後付けて受け取って、

エピソード記憶しているだけである。」

 

1983年、カリフォルニア大学の神経生理学リベット教授が発表した

こんな実験結果があります。

実は筋肉を動かすための指令は、

「動かそう」と意図する脳の活動よりも、

0.35秒も先に出ているというのです。

この実験結果を受けて、

わたしたちの行動を本当に決めているのは脳の無意識で、

意識はその決定を0.35秒後に「自分が決めた」と

勘違いしているだけなんじゃないか、という。

 

これが、受動意識仮説なんです。

 

意識って、おちゃめですね!

 

自由意志は存在しない

でもちょっと待てよ、

それが本当なら、私が「これ、や~ろうっ♪」と思ったことも、

その意識が生まれる前に、

すでにやることが決定してるっていうのか?とびっくりします。

 

つまり、この仮説を追求していくと、

人間の「自由意志」という存在そのものが揺らいでくるんです。

 

何がやりたいこと?

自由意志というものが存在しないなら、

そもそも「やりたいこと」とは、なんなのか?

 

ここからは私の仮説ですが、

やりたいことは、そのひと「全体」の流れのことです。

「やる」とか「やった」とかいうのはあくまで意識で、

それは実は真実ではなくて、

ただ流れていくことが「やりたいこと」です。

 

よくフロー体験*1とか、フローに乗ったという表現がありますね

あれが「やりたいこと」です。笑

 

難しく考える必要はない

「やりたいこと」を難しく考える必要はまったくありません。

なぜなら人は自然にしていれば、やりたいことをやっているからです。

だから実は、

「あなたのやりたいことをやってください」と言われて

「うーん、私のやりたいことってなんだろう、これかな?違うかな?」

なんて、考えて出してくるようなものじゃないんですね。

 

さっきも言った通り、

人は自然にしていれば「やりたいこと」をやっているのです。

なので、「自然じゃない状態」を取り除いていけばいいんですね。

これは心に聞くの背景にある理論と同じです。

 

自然じゃない状態から、元に戻ればいい

本来の自分は「やりたいことをやっている自分」なので、

その自分に「なる」とか、そんな風に「自分を変える」といういうことは

必要ないんです。

 

じゃあ自然じゃない状態って何なのか?っていうと、

それが意識が暴走した状態です。

 

意識の世界は、端的に言えば「正しいか?間違いか?」の世界です。

そのような考え方の中に「やりたいこと」を持ち込むと、わけがわからなくなります。

「やりたいこと」とは、そのようなものから随分距離があるものなのです。

 

そのため「正/誤」や「善/悪」などの判断から

自分の行動や生き方を決めると、

「やりたいことをやっていない」状態になります。

 

正誤や善悪を乗り越えるために

だから、やりたいことをやるために、

考えない、空っぽの頭を作る。

人に支配されない脳を作ることが

心に聞くの目的だということは最初にお話ししましたが、

まさにそのことを指します。

 

心にきくは、シンプルだけれども、

実はとっても奥が深いメソッドなんです♪

 

 

「心にきく」って何?という方へ…

心にきくとは、ただ「心よ!」と問いかけるだけで無意識の力を簡単に借りることができる催眠療法発祥のテクニックです。詳しくは下記をご参照ください。

 

おしまい

 

リベレスタの企画など

傾聴の勉強会

初心者・12/23(祝)、初中級者・1/9(祝)

心理療法FAPカウンセリング&個人セッション

受付時間:日・月・火・水(13〜17時)

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#31questionsオフ会

1/15(日)みくしき自宅にて開催

 

*1:フロー:アメリカの心理学者M.チクセントミハイが提唱した、人間の「集中が焦点を結び、散漫さは消失し、時の経過と自我の感覚を失う。行動をコントロールできているという感覚を得、世界に全面的に一体化していると感じる」状態。この状態を「フロー」とする。