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ゆるんでいく日々

心理カウンセラー原口実紅のブログ

退職録 〜 私は仕事を辞めたんじゃない、生き方を辞めたんだ!

神奈川・湘南の心理カウンセリング、心理療法FAPでのトラウマ治療

こんにちは!

こころよカウンセラーの原口実紅(はらぐち・みく)です。

  

私への質問です。

いつも勉強になる記事をありがとうございます。

その存在関連ではないですが、みくさんが仕事をやめるまでの経緯が知りたいです

(過去にブログ等で記載済みだったらすみません)

(マヨイネーズさん より)  

 

とのことなので、今回は私の仕事を辞めた顛末です。

思い出しながら書いていたら長くなってしまったー!

 

 

派遣から正社員へ 

私の行っていた会社は、国内大手の生命保険会社でした。

(2011年秋~2014年末)

最初は派遣スタッフで働いていたのですが

2012年の春に、いろんな能力を重宝されて

正社員にしてもらったのです。(自慢)

 

私はそれがすごく嬉しくてですね~。

なにしろ自尊心が低かったので、こんな一流企業の人たちに認められて

特例で入社させてもらえるなんて、超すごい、めっちゃ嬉しい頑張ろう!

と、もう感極まってたんです。

お給料は安いけど、安定してるし、ボーナスも出るしで…

部署のメンバーも、上司も含めみんな能力の高い、優しい人たちでした。

アットホームな会社でね。

そう、とても私は、幸せでした。

 

でも、そんなシチュエーションだったにもかかわらず

結局、辞めました。

 

え〜!?なんでよ〜!?って感じですよね〜〜〜。

 

それは、どういうことかっていうと、

 

会社を辞めたんじゃなくて、

それまでの生き方を辞めたんです!!

 

 

つまり、それまでのガチガチの生き方を辞めるにあたって、

会社も辞めることになった、ということなんですよ。

今考えれば、会社に不満があったわけじゃなくて、

それまでの生きかたに不満があったんです。

 

 

はじめのきっかけはカウンセラーの授業

覚えている限り一番初めのきっかけは、

産業カウンセラーの養成講座です。

 

何がどうなって申し込みをしたんだかサッパリ思い出せないんですけど、

「カウンセラーって、カウンセリングで何をやってるんだろう?」と思いまして。

理論的なことも含めて、カウンセラーの実践的な手法を教えてくれるところに

通おうと思ったんですね。

それが2014年の初め。

 

その中の「キャリアカウンセリング」についての実習の回でした。

みんなで仕事の話をしたんです。

 

で、私の仕事に対する話を聞いてくれた人の1人が

「あなたは今の仕事には、安定という意味では満足しているけど、

 成長とか自己実現にはならないと思っているんですね。」

と言ってくれたんですよ。

 

その時の私は、

「仕事=対価のために労働力を差し出すものに過ぎない」と思っていた。

だから極力<楽で負担なく続けられる仕事>に就くのがベストだろう!と。

 

成長とか自己実現では、お金はもらえない!

成長とか自己実現は、趣味とかアフター5でやるもの!

という思い込みがあったんです。

 

なので、

「仕事で、成長するとか、自己実現するとか、目的にしていいんだ!?」

と、目から鱗だったんですね~。(今考えるとすごい強い思い込み!笑)

 

簡単に言うと、

<働く=他人への奉仕・自己犠牲でお金をもらう>

     ↓

<自分のために働いても、いいのかも!?>

という転換があったんです。

 

んで、素直に、

「えー、だったら、もっと自己実現できる仕事がいいなー」

って思ったんです。

 

帰ってパートナーに、今日こんなことがあってね、と話して

「そういうことなら今の仕事辞めたい!」と宣言しました。

パートナーは喜んでくれました。

「みくなら能力高いし、今よりいい仕事絶対あるよ!」と言ってくれました。

それが2014年の夏ごろの話です。

 

 

でもこの時は気づいてなかったんです。

 

「本当の意味での自己実現」を達成するには、

 

「(一見)経済的・社会的な安定」や、

 

「みんなに嫌われないですむ安心感」や、

 

「そこそこ・ほどほどでいいやの世界」を、

 

手放す必要があったんです。

 

 

それに気づいていなかったから、

なかなか「辞める!」を実行できませんでした。

 

 

ある本との出会い

パートナーに「辞めたい!」を宣言してから、

1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月が経った頃・・・

 

なんでこんなに「辞めたい、辞めたい」と言っているのに、

実際には「辞められない」んだろう?と悩んでいた私は、

地元の本屋さんにふらりと立ち寄りました。

(私は以前は悩むとよく本屋に行っていました)

 

そこで出会ったのがこの本だったのです!!(ステマじゃないよ!)

 

\どーん/ 

「好きなこと」だけして生きていく。

「好きなこと」だけして生きていく。

 

 

 

この本をぱらぱら立ち読みした時に

「辞めるにはこの本が必要じゃ!」と悟りまして

すぐに買って帰りました。

 

1度読んで

「よくわからんからもう1回読もう」

 

2度読んで

「なんかこれってすごいことが書いてあるのかも?」

 

3度読んで

「(号泣)」

 

その時の私は、会社を辞めるために背中を押してもらえれば

それでよかったんですけどね。

この本はそんなに甘くありませんでした。

(いや、甘すぎた?)

 

 

信じていた「教え」を覆す 

この本には、簡単に言うと、

<今まで信じたことと真逆のことを信じればハッピーになれる>

そういうことが書いてありました。

 

具体的に言うと、

みんなが私に授けてくれた「人生は辛く、大変なものだ」という教えを

このおっさんは「それは嘘でーす、実は人生は甘くて優しいものでしたー!」

あの胡散臭い笑顔とともに、言ってくるのです。(あくまでイメージです)

 

信じられますか?

 

私は、すぐには信じられませんでした。

だって、人生楽ありゃ苦もあるさ〜って水戸黄門も言ってるし (言ってたか?)

 

私は「生きるのって、なんだかんだ大変だからこそ、たまにある幸せが嬉しい♪」

みたいな世界に住んでました。

 

しかし、仕事は本当に辞めたかったんです。

本屋で「この本読めば仕事を辞める決心がつく」と私の直感は言っていました。

 

だから、言ってることを理論的に理解するため、

3回、読みました。

 

なぜかしらんけど号泣しました。

 

なぜか?

 

「やりたくないことは、やらなくていいよ。」

 

これを受け入れたからです。

 

これを受け入れた時点で、泣くしかありませんでした。

 

なぜなら私は、あまりにも、やりたくないことばかりやってきたから。

 

 

やりたくないことだらけの人生

 

学校に通うのも、人と仲良くするのも、大学に行くのも、

就活をするのも、仕事をするのも、一生懸命働くのも、

私は、全部、やりたくなんかなかった。

 

当然のごとく、やりたくねぇ!

でもそれ以上に、当然のごとく「やらなきゃ生きていけない」ということを、

かたく、信じていたのです。

 

 

やりたくないことをやらなくていいなら、

いままでの私の人生はなんだったんだろう!?

(ここで泣く)

 

 

自分が可哀想すぎると思いましたし、

とにかく取り返しのつかないことをしてしまっていたんだという後悔

過去私にやりたいことを許さなかった人たちに対する怒りが湧いてきました。

(今は怒りも後悔もありませんけどね。)

 

「よし、我慢をやめよう。会社も辞めよう。全員死ね!」

 

まあそんな感じで、ちょっとアレなスイッチが入ってしまった私は

3ヶ月後とかじゃなくて、1ヶ月後に辞めたいと思いました。

 

 

退職申し出…その時の意外な上司の反応

 

そして私は、すぐに会社を辞める旨、上司に言いました。

 

「部長、来月辞めたいです。来月ハワイ行くので。」

 

 

そしたら、部長は、なんて言ったと思います?

 

 

 

 

「ハワイ行くなら、ハワイ島がいいよ!」

 

「ここに、マウナケアっていう山があってね

いきなり地図を書いてハワイ島の良さを説明し始めたではないですか!!

 

こ、この人すげぇ~~~!!!

私は改めて、上司の凄さを目の当たりにしました。

 

F部長、あの時のあなたは、すごかった。

 

そして、部長は、おそらく本題を思い出したのでしょう(自由すぎるわ!)

「ハワイなら冬より春でもいいじゃない!?3月までいれば!?」と

退職に話が戻りましたが、「いや、1月にいきます!」と押し通しました。

 

別の方にも、業務の都合で3月退社にしてはどうかと打診されましたが

当然のごとく、断りました。

 

生まれてから28年間

つまり、336ヶ月、

つまり10,0801日、

つまり2,419,224時間、

つまり145,153,440分ほど

やりたくないことを我慢し続けてきた私にとって、

3ヶ月などという永遠にも等しい我慢の余地は

残されておりませんでした。

もう1分すら我慢していたくないのに3ヶ月とか!しね!というテンション。

 

正社員にしてくれて嬉しい~という

可愛げのある私はもうそこにはいませんでした。

 

「はぁ!?迷惑!?しらねぇよ!!私の28年返してくれるわけ!?!?」

もはや逆ギレです。

 

逆に言えば、この状態じゃないと、私はいつまでも辞めれませんでした。

 

 

自分に優しくできて初めて人にも優しくできる

 

人に迷惑をかけてはいけない。

これは、

自分に迷惑をかけていない上での話です。

 

きちんと恩返ししなければいけない。

これは、

自分の存在に心から感謝できている上での話です。

 

自分に迷惑をかけまくり、自分に感謝どころか憎しみしかなかった私には、

自分のために、自分という存在を優先し、

人に迷惑をかけまくり、恩をあだで返す経験が必要だったのでございます。

 

その姿を、自分にちゃんと見せてあげたかったのです。

 

「ホラごらん、いいかい今の私は、他人様より

あんたのほうがずっと大切だよ!今までゴメンね」

と、行動と共に教えてあげる必要があったんです。

 

自分と仲直りが出来て、初めて、人にも優しくできるのでございます。

 

まずは自分という他人と、どう信頼関係を作っていくのか?

 

自分という他人に対して、どれだけ優しくできるのか?

自分という他人を、どれだけ大切にできるのか?

 

それ抜きにして「他人に対してどうこう」などと

語る資格はございませんッッ!!!

 

 

辞める時に不安はなかったの?

辞めた後のことは、考えていたのか?

…ということについてですが、

全く考えていませんでした。

(建前は一応「カウンセラーになりたいです!」でした。

 そして何故か今本当にカウンセラーやってます。なんだこれ)

 

とにかく、もう、我慢して生きて行くのが無理だったんです。

 

お金の不安とかなかったのか?

安定を手放すのが怖くなかったのか?

 

怖かったです。

けど、それ以上に、

我慢して生きて行くのが無理だったんです。

 

我慢して、頑張って生きていかないと、お金がなくなって死ぬんならば、

その時は、潔く死のう!と思っていました。

 

我慢してまで生きるくらいなら、

死んだほうがマシだなって。

 

 

で、結局、どうなったか。

ご存知の通り、死んではいません。笑

お金も減っていません。

むしろ働いていた時よりバンバンお金を使っていますが、

なぜか、全然、減りません。(なんだこれって感じ)

 

今も私は我慢をやめて好きなことだけやっています。

まだ死なない様子なので、これからもそうします。

 

ちなみに、私のような行動を

万人にオススメしたいわけじゃありませんよ〜〜〜。

だって、怖いじゃないですか、死ぬのって。

前提に「我慢しなきゃ生きていけない」という思い込みがある人に、

死ぬ覚悟で我慢をやめろ、とは言えません。

「我慢してでも、生きていきたい。まだ死にたくない。」

そういう選択だってありだと思います。

 

まあ、実際には、死にませんけどね〜〜〜〜^0^

 

 

 

ってなわけで!

 

私の仕事を辞めた顛末は以上でございます。

 

  

おしまい

 

このようなことでお悩みの方へ 

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